椅子に座ったままの姿勢は全身の血行を悪くします。ふくらはぎの筋肉には下半身の血液を心臓に戻すポンプ機能の役割があるからです。このため、長時間デスクワークを続けている人は、時おりふくらはぎストレッチを行うのがおすすめ。ふくらはぎストレッチのやり方を見ていきます。



すきま時間にふくらはぎストレッチ


ふくらはぎには全身に血液を循環させるポンプのような働きがあります。椅子に座ったままの姿勢はその機能を阻害してしまうため、血行不良をおこす可能性があるのです。結果的に、さまざまな病気の原因となってしまいます。


そこで、長時間座ったままの姿勢が続くときは、すきま時間にふくらはぎストレッチを行うのがおすすめ。足の血行のみならず、全身の血行をよくしてくれます。


さっそく、ふくらはぎストレッチで全身の血行をよくする方法を紹介しましょう。ポイントはふくらはぎの筋肉に加えて、太もも裏の筋肉を伸ばすことです。足のポンプ機能は裏側の筋肉が主導しています。


ふくらはぎストレッチは15秒くらい


まず両足を伸ばして座る長座から、片足だけあぐらのように曲げます。この体勢で座骨を意識して、体重が均等に乗るように座るのです。バランスが難しい人は、伸ばしている足の膝を少し曲げてもかまいません。


そして、片足を曲げて姿勢を伸ばしたら体を前に倒して、足裏全体を伸ばすのです。前に倒すといっても、背筋を伸ばして骨盤から少し前に倒すくらいで十分にふくらはぎと太もも裏がストレッチされるでしょう。


体が硬い人は、後ろに手をついて背筋を伸ばすだけでもストレッチ効果があります。ふくらはぎストレッチは左右それぞれ15秒ずつが目安です。座る機会が多くい人は、ふくらはぎストレッチを時おり行うようにしましょう。


情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 ふくらはぎストレッチで全身の血行をよくする