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調子に乗って飲みすぎてしまった翌朝、二日酔いを治すために「しじみ汁」はじつは逆効果。二日酔いが治るのを遅らせてしまっているかもしれません。しじみ汁が肝臓によいのは、肝臓の機能が正常なときの話。弱った肝臓に対しては、しじみ汁はさらなる負担となるのでした。
飲んだ翌朝、二日酔いを早く治すために、しじみ汁を飲むという人は多いのでは? 酷使してしまった肝臓をいたわるために、肝臓によい成分を多く含んだしじみ汁を飲むのは、たしかに理にかなっていそうです。
たしかに、しじみにはタウリンやビタミンB12など肝臓をサポートする成分が含まれています。ただし、しじみが肝臓をサポートしてくれるのは、肝臓が正常に機能しているときの話です。
むしろ、これが逆効果。飲んだ翌朝にしじみ汁を飲むのは、二日酔いでダメージを受けている肝臓に、再び吸収や分解に手間がかかる栄養素を送るということです。
さらに、しじみに含まれる鉄は弱った肝臓が処理できず、そのまま溜め込むリスクもあります。二日酔いを治すために飲むしじみ汁は、逆に二日酔いの解消を遅らせてしまうのでした。
アルコールの副産物であるアセトアルデヒドを分解するには、水分と体力が必要。二日酔いを治すために飲むなら、消化吸収のよい具材の味噌汁を飲むのがよいでしょう。
なかでも、とろとろのじゃがいも味噌汁がおすすめ。エネルギーとなる糖質が含まれているので、二日酔いを治すために効果を発揮してくれます。
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