- 週間ランキング
大腰筋は意識しにくいインナーマッスル。大腰筋トレーニングを行っても、なかなか効果が現れにくいという特徴があります。さらに、大腰筋トレーニングには注意点があるのです。
人間の体には、ある動作をする筋肉があれば、それと反対の動きをする筋肉が必ずあります。たとえば太ももには、太ももを前に押し出す大腿四頭筋と後ろに引っ張るハムストリングスがあります。
ボールを蹴る動作なら、太ももの前にある大腿四頭筋が勢いよく縮んで、蹴り終わったときに動きを止めるのが太ももの後ろにあるハムストリングス。このような反対の動きをする筋肉同士は、太ももの前と後ろというように隣り合っているため、癒着をおこりやすくなるものです。
分かれているべき筋肉同士が癒着すると、それぞれの動きにブレーキをかけ合うことになります。そして、大腰筋のブレーキになる可能性があるのは腹直筋です。
大腰筋が活性化されていない状態で腹筋運動で腹直筋を鍛えた場合、さらに大腰筋にブレーキがかかることに…。活性化していないうえにブレーキがかかるのですから、マイナス効果以外ありません。
大腰筋トレーニングをするなら、大腰筋だけを動かす方法がベスト。大腰筋だけを動かすことによってはじめて、大腰筋を効率的に活性化できるのです。
■「大腰筋トレーニング」おすすめ記事
大腰筋トレーニングは階段1つ飛ばしが効果的
大腰筋トレーニングで「つまづき→転倒」予防
大腰筋トレーニングの基本は壁を使ったもも上げ
大腰筋トレーニングには「足振りエクササイズ」
大腰筋と骨盤底筋を同時に鍛えるトレーニング
大腰筋トレーニング「足振り」で足が速くなる
■「腸腰筋」おすすめ記事
腸腰筋ストレッチでぽっこりお腹を即効解消!
相撲のシコ踏みは腸腰筋の鍛え方に最適だった
四股ダイエットは腸腰筋をトレーニングする
【関連リンク】
自宅の風呂で筋トレ!たった1分半の腹筋メニュー
インナーマッスルの鍛え方は女子も手軽にできる
相撲のシコ踏みは腸腰筋の鍛え方に最適だった
腹筋の正しい鍛え方には「腹式呼吸」が大切だった
腹筋を毎日鍛えられる1回たった30秒のやり方?