オリーブオイルの健康効果は広く認知されるようになりました。そんなオリーブオイルの健康の効果のひとつが、内臓脂肪レベルを減らすというもの。内臓脂肪レベルを減らすなら「エクストラヴァージンオイル」が効果的です。逆に、油には内臓脂肪レベルを増やすものもあるので注意が必要です。



内臓脂肪レベルを減らす抗酸化作用


内臓脂肪レベルを減らす効果がある油は、一般的に不飽和脂肪酸のなかでもオレイン酸が有効とされています。なかでも、内臓脂肪レベルを減らすのにおすすめなのがエクストラヴァージンオイルです。


新鮮なオリーブオイルを圧搾して作られるのがエクストラヴァージンオイル。抗酸化作用の強いポリフェノールなどが豊富に含まれ、体内で脂肪細胞が増加するのを抑制してくれます。エクストラヴァージンオイルは加熱に強いので、炒めたり焼いたりする料理にも使用可能です。


なお、一般的なオリーブオイルはオリーブの有効成分が取り除かれてしまっているものが大半。内臓脂肪レベルを減らす効果があまり期待できないのでした。


内臓脂肪レベルを減らすドレッシング


このほか、内臓脂肪レベルを減らす効果は、α-リノレン酸のアマニ油やエゴマ油にも期待できます。どちらの油も血液中の中性脂肪の増加を抑制。このため、血圧を下げる効果も見込めるのです。


ただし、アマニ油やエゴマ油は熱を加えると酸化してしまうので要注意。冷蔵庫で低温保存するようにします。内臓脂肪を減らす効果を狙うなら、ドレッシングなどでそのまま使うとよいでしょう。


なお、なかには内臓脂肪レベルを増やす油もあります。これまでは動物性脂肪より植物性脂肪のほうが健康によいとされてきました。しかし、最新の研究ではコーン油やベニバナ油に含まれるリノール酸は、摂り過ぎると内臓脂肪レベルを増やすことが判明。植物由来の油が内臓脂肪レベルを減らすとは限らないのでした。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 内臓脂肪レベルを減らす油と増やす油の見分け方