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日本人はひざを曲げて歩く人がほとんど。これでは股関節を曲げ伸ばしする「大腰筋」がほとんど使われません。大腰筋は背骨と太ももの骨をつないでいる、重要な役割を持つインナーマッスル。使われない筋肉は衰える一方です。そんな大腰筋の鍛え方はその場でもも上げ足踏みがもっとも簡単でしょう。
大腰筋の役割は大きく3つあります。「太ももを上げる動作」「背骨のS字カーブの保持」「骨盤の正しい角度の保持」です。
ふだんからひざを曲げて歩いていたり猫背だったりすると、大腰筋はほとんど使われません。使われない筋肉は当然、衰えていきます。大腰筋が衰えると、太ももが上がらずにつまづくことが増えたり、姿勢が悪くなって体形が崩れたり…。だからこそ大腰筋は、意識的に鍛える必要があるのです。
大腰筋は股関節を大きく曲げ伸ばしするときに働くもの。このため、大腰筋の鍛え方はその場でもも上げ足踏みがもっとも簡単でしょう。
具体的な大腰筋の鍛え方は、背すじを伸ばしてまっすぐ立ったらその場で足踏みを繰り返すだけです。太ももをゆっくりと上げ、床と水平になるくらいの位置でストップ。1秒キープしてから下ろします。
もも上げ足踏みによる大腰筋の鍛え方は、骨盤を意識して足の付け根から大きく動かすようにするのがポイント。1回ずつ確実に行うようにします。大腰筋の鍛え方は1日50回ほどからスタートするとよいでしょう。
大腰筋がしっかり使えるようになれば、前足が地面に着いたときにひざが伸びている欧米人のような歩行が可能になります。姿勢もよくなるので、エネルギー消費量もアップ。自然と痩せやすい体質になっていくのです。
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