イス代わりに使うだけで腹筋を鍛えられるバランスボールは、じつは立派なエクササイズツール。バランスボールを使ったエクササイズを行えば、効果的に腹筋を鍛えることが可能です。そこで腹筋のなかでもとくに、腹直筋を徹底的に鍛えるバランスボールの活用法を紹介しましょう。



腹直筋のトレーニング効果がアップ


バランスボールを使って腹筋を鍛えるエクササイズで鍛えられるのは、腹直筋という腹筋の前面部分。いわゆる割れた腹筋を形作る筋肉です。エクササイズのときに、腹筋の前面を意識すれば腹直筋のトレーニング効果がアップします。


さっそく、腹直筋を鍛えるエクササイズを見ていきましょう。背筋を伸ばしてバランスボールに座ったら、少し足を開いたら準備完了です。この体勢から息を吐きながら、腰を少し前にずらして背中を丸めるようにします。


ポイントはおへそを覗き込むようにして、腰骨を押し出すようにお腹を丸めること。転げ落ちない程度まで押し出したら、元の位置に戻ります。腹直筋を鍛えるバランスボールエクササイズは30回繰り返します。


腹直筋に力を入れることで体を安定


もう1つ、腹直筋を鍛えるバランスボールエクササイズを紹介しましょう。このエクササイズは、バランスボールに体全体を乗せて行います。まずバランスボールにひじをついて、足先でバランスをとってください。


上半身から下半身までが一直線になるように足を伸ばしたら準備完了。この体勢から、ひじでボールを前に押し出すのです。ポイントは腹直筋に力を入れることで体を安定させること。ひじを引いて元の位置に戻って終了です。


腹直筋を鍛えるこのエクササイズは、10回が限界になるような高さや速度に調整します。ちなみに、バランスボールは空気圧を高くすると負荷がアップして、空気圧を低くすると負荷が軽くなります。


【関連リンク】

その気になればすぐ!?内臓脂肪レベルの落とし方

「体幹」と「インナーマッスル」の鍛え方の違い

皮下脂肪を落とすだけで腹筋を割る方法とは?

体脂肪率の理想は腹筋が割れる「10%以下」

ぽっこりお腹を引き締めるインナーマッスル腹筋



情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 腹直筋を徹底的に鍛えるバランスボールの活用法