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体脂肪率を落とすなら筋トレあとに有酸素運動を行うのが効率的です。具体的には、最初に筋トレをして、その直後と2時間後に有酸素運動を行うことが体脂肪率を落とすのに効率的。なぜ筋トレ直後と2時間後の有酸素運動が体脂肪率を落とすのに効率的なのか、詳しいメカニズムを見ていきましょう。
筋トレと有酸素運動を組み合わせると脂肪の燃焼効果が高まることが、最新の研究で報告されています。しかも、筋トレは有酸素運動の前にしたほうが、より脂肪の燃焼効果が高まるのです。
すなわち、体脂肪率を落とすなら筋トレが先で有酸素運動があとのほうが効率的ということ。その理由の1つは、筋トレを開始すると分泌されるノルアドレナリンに秘密があります。ノルアドレナリンは脂肪分解酵素を活性化するホルモンです。
筋トレ直後は脂肪がノルアドレナリンによってちょうど分解され始めるころ。そのタイミングで有酸素運動を行えば、分解された脂肪がエネルギーとしてどんどん燃焼されるのです。
体脂肪率を落とすなら筋トレあとに有酸素運動をするべき理由にもう1つ、成長ホルモンの分泌があります。筋トレで分泌される成長ホルモンには、強い脂肪分解作用があるのです。
ただし成長ホルモンによる脂肪分解は、ノルアドレナリンと比べてやや時間がかかります。それが筋トレあとの2~3時間というわけです。このタイミングがもっとも効果的に脂肪を燃焼してくれます。
このため、体脂肪率を落とすなら、まず最初に筋トレを実践。すぐに有酸素運動を30分ほど行います。そして2時間ほど休憩したら、また30分ほど有酸素運動を行うのが効率的なのでした。
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