腸腰筋はスポーツパフォーマンスを向上させるとして注目されているインナーマッスル。最近ではダイエットにも効果があるとして話題になっています。腸腰筋の働きは、太ももを引き上げるとと股関節を屈曲させること。そんな腸腰筋の筋トレは仰向けのまま歩行の動きをすることで実践できます。



腸腰筋の筋トレは仰向けのまま歩行


腸腰筋は、腸骨筋と大腰筋の2つから構成されているインナーマッスル。腸腰筋は一般的に足を引き上げる役割があるといわれますが、逆に足を固定すると腸骨筋は骨盤を前傾させて、大腰筋は背骨の前弯させます。


このため、腸腰筋が硬くなってしまうと、知らず知らずのうちに前かがみのような姿勢になり、腰痛を引き起こす原因となってしまうのです。逆に腸腰筋の働きが弱っていると、骨盤が後傾して猫背となってしまいます。


そんな腸腰筋の筋トレのやり方を2つ紹介しましょう。1つめは、仰向けに寝た状態から上体を少し起こしたら準備完了です。この体勢で左足と右手を同時に上げます。次に、左足が床に着かないようにして、右足と左手を同時に上げるのです。


腸腰筋の筋トレは足を前後に開く


上体と足を床に着けないまま、手足を交互に上げ下げ。いわば仰向けのまま歩行の動きをするイメージです。10回繰り返したら、手足と上体を下ろして休憩。10回3セットを、朝と晩にやるとよいでしょう。


2つめの腸腰筋の筋トレは、右足を前に足を前後に開いて、両腕を体の正面に伸ばして両手を合わせます。この状態からゆっくりしゃがんで、後ろ足が床と平行になったら準備完了です。


腸腰筋を意識しながら骨盤を安定させたら、体を左から左右に3回ずつひねるのです。合計6回ひねりますが、顔は正面を向いたままにしてください。前後の足を入れ替えて、右から左右に合計6回ひねります。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 腸腰筋の筋トレは仰向けのまま歩行の動きをする