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筋トレをして筋肉痛が出るのは仕方ないと思っている人も多いはず。しかし、痛みがあるということはそれだけ筋肉にダメージがあることを意味しています。筋トレの筋肉痛はなるべく早く回復させることが大切です。筋トレの筋肉痛を軽くするには、運動後の5分のストレッチが効きます。
負荷の高い筋トレによって筋肉に微細な損傷・炎症によって浮腫が生じると、筋肉の周辺組織が硬く変化して痛みが生じます。これが筋トレによっておこる筋肉痛の直接的な原因です。
筋肉痛を回復させるには、筋トレあとのストレッチが効果的。筋トレをすると刺激している筋肉に多くの血液が流れますが、急に運動をやめるとその部位に集まった血液が留まってしまうのです。
血液には、細胞に酸素や栄養素などを供給する役目があります。また、細胞から二酸化炭素や老廃物を回収するのも血液の役目です。筋肉に血液が滞留してしまっては物資のやり取りが悪化。筋トレによる筋肉痛の回復も遅れてしまいます。
そこで、筋トレあとにストレッチを行えば、留まった血液を心臓に戻せるというわけです。血流を促すことで損傷した部位に酸素や栄養素が早く生き渡り、筋肉内の疲労物質も除去されます。
筋トレの筋肉痛を軽くするストレッチは、とくに複雑な動きやメニューが必要なわけではありません。大きく肩を回したり、軽く前屈したりと、ラジオ体操や体育の準備体操のメニューを5分ほどやれば十分です。
なお、筋トレ前にストレッチするのも忘れてはいけません。こちらはケガを予防したり、関節の可動域を広げたり、筋温を上げたりするのが目的。筋トレ前のストレッチも5分ほど、ラジオ体操や準備体操をすればよいでしょう。
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