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バランスボールは人間の荷重にも耐えられるように設計された弾力性のあるボールの総称です。もともとリハビリで使用されていたものが、運動前後のストレッチやトレーニングにも使われるようになりました。不安定なバランスボールを使って、体幹トレーニングの効果をアップさせましょう。
バランスボールを使うと効率よく体幹トレーニングができて、しかも上半身と下半身の連動性を上げる効果が期待できます。そんな体幹トレーニング効果は、バランスボールの不安定さによってもたらされるものです。
バランスボールは球形という形状に加えて適度な弾力を持っているため、簡単に不安定な状態を作れます。体幹トレーニングでバランスボールを使うと、インナーマッスルも含めた体幹全体の筋肉で安定させなければなりません。
このため、バランスボールを使うと体幹のアウターマッスルからインナーマッスルまでが総動員。トレーニング効果がアップするわけです。しかも、手足のバランスを自然ととるため、上半身と下半身の連動性トレーニングの効果もあります。
このため、同じ体幹トレーニングでもバランスボールを使うか使わないかで効果がまったく違ってきます。たとえば、四つん這いの姿勢から右手と左足を、まっすぐ前方と後方に伸ばす体幹トレーニングで比べてみましょう。
床に四つん這いになって対角にある手足を前後に伸ばす場合、体幹のなかでも背中とお尻の筋肉を鍛えることができます。クロスした位置にある手足を動かすため、上半身と下半身の連動性アップにも効果的な体幹トレーニングです。
これをバランスボールでやるとさらに効果がアップします。左手と右足のつま先をつけて、お腹で体を支えるようにバランスボールに乗ったら、右腕と左足を前後に水平に伸ばすのです。不安定さを抑えるためにインナーマッスルが鍛えられます。
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