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若くても冷え性の人は血管が硬くなっているケースがあります。その場合、その血管障害が冷え性の原因ともいえるでしょう。血管が硬くなっているということは、動脈硬化によって脳梗塞などのリスクが高まっています。そこで、冷え性の原因が血管障害かどうかを見分ける方法を紹介しましょう。
冷え性の原因は血液の循環に問題がある場合があります。その場合、血圧に異常が出てくるのです。冷え性は血圧が低いイメージがありますが、じつはとても危険な血圧異常の人がいるのです。
それを見分ける方法が特別な血圧検査。普通に血圧を測ったあと、一度立って座ってから、もう一度測るという方法です。この2回の測定で、危険な冷え性の人が見分けられるといいます。
そこで、街頭で冷え性80人の血圧を測定してみました。いったいどんな血圧異常の人がいたのでしょうか? その結果、血圧異常の人は7人見つかりました。いずれも2回の測定の差が10以上ある人です。
それぞれの測定の差を見てみると「+20・-15・+37・-18・-21・+27・+20」と、プラスの人もいればマイナスの人もいます。2回の測定の差が10~15なら黄色ゾーン、15以上なら赤ゾーンとなるのです。
血圧が正常な人というのは、多少の運動でも血圧はある一定の範囲内に収まるもの。それが立って座っただけで、これだけ血圧が変動するということは、日常生活ではもっと血圧変動がおきていることを意味します。
これは血管に障害がある証拠。血管が硬くなっていて、血圧を調整できなくなっています。これが冷え性の原因となってるのです。とくに、50歳以上の冷え性には、血管の障害が隠れている可能性が高いので注意が必要でしょう。
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