お昼ご飯を食べたあと、眠気に襲われてついウトウトという人も多いはず。じつは、昼寝をする習慣のある人は、昼寝をしない人に比べて認知症の発症リスクが5分の1になるという研究データがあるのです。昼寝効果が認知症の発症リスクを抑えるメカニズムについて見ていきましょう。



正しい昼寝をしないと効果はない


昼寝効果で認知症予防といっても、正しい昼寝をしないと効果はまったくありません。じつは、30分以内の短い昼寝は認知症予防に効果があります。ところが、1時間以上昼寝をすると、認知症リスクが上がってしまうのです。


30分以内の短い昼寝は、睡眠不足によるストレスをかなり減らしてくれます。そもそも人間というのは、眠気を欲すると体にストレスが生じるもの。そのストレスは脳の神経細胞にも負担をかけます。過度に負担がかかると、脳の神経細胞を弱らせる可能性があるのです。


また、人間には起床から8時間後に再び眠くなるという体のリズムがあります。しかし、眠気を我慢して活動を続けようとすると、体はストレスを感じてしまうというわけ。そのストレスが脳の神経細胞を弱らせてしまうのです。


昼寝をする効果でストレスを減らす


だからこそ、昼寝をする効果でストレスを減らすことが大切。ただし、1時間以上の昼寝は、逆に認知症リスクを高めてしまうのは前述のとおりです。これはバイオリズムの問題と考えられます。


経験的にわかるように、電車などで10分だけ寝ても夜の睡眠には影響ありません。しかし、昼寝をしすぎると夜の睡眠に影響が出てしまいます。昼寝の前に、まずは夜にしっかり眠ることが認知症予防の大前提というわけです。


認知症予防に効果的な昼寝の仕方は「なんちゃって睡眠」。簡単にいうと、しっかり寝てはいけないということです。部屋を暗くしたり、パジャマに着替えたり、ベッドで寝たりはNG。むしろソファで30分ほどウトウトするのがよいのです。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 昼寝効果で認知症の発症リスクが5分の1になる