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サラダにドレッシングをかけすぎてしまったり、お寿司に醤油をたっぷり付けすぎたり…。減塩が大切なのを知りながらも、塩分のきいた調味料をついつい使いすぎてしまいがちですが、そこには理由があるといいます。じつは、減塩レシピのカギを握るのは「うま味」だったのです。
人は塩分の多い味付けをおいしいと感じてしまうため、結果的に必要以上に塩分を摂ってしまうのです。塩分の目標摂取量と実際の平均摂取量を比較してみると、男性が1日あたり8gが目標に対して11g、女性が7gの目標に対して9.2gとなっています。
塩分摂取量が多いという生活習慣は、脳卒中や心筋梗塞になる危険性を2割も高めてしまうという報告もあるほど。このため、1回の食事で1gでも塩分を減らすことが大切。減塩レシピを心がけなければなりません。
しかし、減塩レシピを実践すると物足りなく感じてしまうのは、料理にあるものが不足している可能性があります。塩分をついつい摂りすぎてしまう原因は「うま味不足」にあるのです。
うま味とは、甘味・塩味・苦味・酸味に並ぶ5つの基本味(きほんみ)と呼ばれ、人がおいしさを感じる味の要素の1つ。たとえ減塩レシピでも、うま味を足すことで味を補ってくれるので、十分においしく食べられるのです。
実際、通常のかき玉汁と30%減塩したかき玉汁、そこにうま味を足したかき玉汁の3つを127名が飲み比べる実験があります。その結果、通常のかき玉汁と減塩+うま味のかき玉汁を一番おいしいと答えた人が61名で同数でした。
そして、減塩レシピに使える意外にうま味をアップする食材がパルメザンチーズ。パルメザンチーズには、うま味成分であるグルタミン酸が豊富に含まれているのです。その量はチーズの中でもっとも多いことがわかっています。
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