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20~60代の女性1千人に聞いたアンケートによると、およそ9割が乾燥肌に悩まされているという結果。とくに冬になると乾燥肌が気になるという人が圧倒的に多くいます。肌荒れやかゆみ、ひびやあかぎれなど、その症状は深刻です。そんな乾燥肌対策のキーワードがタイトジャンクションになります。
乾燥肌対策のポイントは皮膚温度にあります。最新の研究では、皮膚の温度低下が肌の保湿機能を弱くするということがわかってきました。皮膚の温度が28度を下回ってしまうと、水分の蒸発が激しくなってしまい乾燥肌につながるのです。
皮膚温度が上がったほうが水分は蒸発しやすくなるイメージですが、じつは違います。そのキーワードとなるのが「タイトジャンクション」です。タイトジャンクションが乾燥肌対策には重要な役目を果たします。
肌を断面にすると、表面に角層、その下に顆粒層、そして有棘層、基底層という構成になっているもの。ふだんクリームなどでケアしているのは、表面にある角層ということになります。
そして、タイトジャンクションがあるのは顆粒層の部分。顆粒層の細胞1つ1つのまわりに付いています。そして、タイトジャンクションがあることによって、細胞同士がくっ付いているのです。
ここで皮膚の温度が28度以上であれば、タイトジャンクションがしっかり顆粒層の細胞同士をしっかり吸着。体内の水分が出るのを防いでします。しかし、28度以下になるとタイトジャンクションがくっ付かなくなるのです。
すると、顆粒層の細胞同士のあいだにすき間が発生。体内の水分がどんどん逃げて行ってしまいます。もちろん、角層が乾燥肌対策の要であることは変わりませんが、その下の顆粒層も水分保持にとって重要であることがわかってきたのです。
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