中性脂肪を下げるカンタン食事&運動プログラムを紹介しましょう。プログラムといっても、やることは水溶性食物繊維を食事の最初に食べることと、食後30分から1時間に行う10分のウォーキングだけ。食後高脂血症で中性脂肪が高い58歳の女性がカンタン食事&運動プログラムを実践しました。



中性脂肪を下げるプログラム


中性脂肪を下げるプログラム初日の朝食は、納豆とメカブ、味噌汁の具材はワカメとサツマイモ。水溶性食物繊維たっぷりのメニューです。食事が終わって40分後、女性は外出します。毎食後、欠かさずウォーキングができるように1日のお買い物を、朝食後と昼食後の2回に分けることにしたのです。


昼食のメニューは朝食後の買い物でまとめ買いした水溶性食物繊維を大量投入した和風パスタ。具材もさることながら、麺にも秘密があります。というのも、パスタは麺類の中では水溶性食物繊維が多めな食材なのです。


そして、1時間後には夕飯の買い物を兼ねてのウォーキング。夕食のメニューはエシャロット入りの鶏肉クリーム煮です。エシャロットはオクラやなめこなどのおよそ8倍という水溶性食物繊維を含んでいます。


中性脂肪が一週間で半分以下


夕食のメニューのポイントは、付け合わせのフランスパンにもあります。フランスパンに含まれる水溶性食物繊維は100g中1.2g。なめこ並みに含まれているのです。もちろん、食後にはウォーキングに出かけます。


こうして簡単食事&運動プログラムを1週間。脂物多めの食事を摂ったあとに血液検査を行います。すると、検証前は白く濁っていた血清が、きれいに透明になっています。見事に食後の中性脂肪を下げることができました。


実際の中性脂肪の数値も、検証前は「164」だったものが「68」と半分以下まで下げることができたのです。さらに、溜め込んでいた内臓脂肪の量も1割ほど減少していました。


【関連リンク】

ぽっこりお腹の原因「内臓下垂」を解消する筋トレ

筋肉痛は超回復のチャンス!でも過労には注意

超回復が嘘なのは前提が間違っているから

吉川メソッドのV字腹筋でバキバキに割れた

体脂肪を減らすには3つの栄養素が不可欠だった



情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 中性脂肪を下げるカンタン食事&運動プログラム