腹筋を割るのにもっとも重要な指標は体脂肪率です。というのも、割れた腹筋を形作る腹直筋は何もしなくても6つに割れているもの。じつは体脂肪率を落とすことが、腹筋を割る方法なのです。それでは体脂肪率を落とそうとしたとき、筋トレと有酸素運動のどちらが効果的なのでしょう?



腹筋を割る方法は体脂肪率が重要


腹筋を割る方法を考える上で体脂肪率が重要になります。腹直筋と呼ばれる腹筋の前面を覆っている筋肉は、もともと割れているからです。それでは、体脂肪率を下げようとしたとき、いったいどんなトレーニングがよいのでしょう。


トレーニングは大きく有酸素運動と無酸素運動に分かれます。有酸素運動はジョギングやウォーキングのように、連続して長時間行うことで多くのエネルギーを直接的に消費する運動。ただし、基礎代謝量を上げる効果はありません。


一方の無酸素運動は筋トレなどの運動。体脂肪を減らす効果はありませんが、基礎代謝量のアップさせる効果があります。基礎代謝量とは、ただ息をしているだけでも消費されているエネルギー量。体脂肪率を下げるキーワードです。


腹筋を割る方法は全身の筋トレ


一般的に、3か月ほどの全身の筋トレによって増える基礎代謝量は1日100kcalといわれています。100kcalとは有酸素運動に換算すると、体重70kgの人でウォーキングなら約40分、速歩で30分、ジョギングなら15分に相当するのです。


15分といえども、毎日ジョギングするというのは相当な意志が必要になります。それが、3か月の筋トレで筋肉量を増やしてしまえば、何もしなくても消費エネルギーとしてかさ上げされるのです。


すなわち、腹筋を割る方法には全身の筋トレが重要。腹筋を割るからといって、腹筋だけを鍛えるわけではありません。筋トレで筋肉量を増やすことで基礎代謝量が増加。余計な体脂肪はどんどん減っていって腹筋が割れてくるのです。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 腹筋を割る方法は有酸素運動よりも筋トレだった