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モテる体型の体脂肪率は一般的に15%以下。モテる体型とは余分な脂肪がついておらず、全身の筋肉がうっすらと浮かび上がっている体型です。そんなモテる体型の体脂肪率を目指すなら早食いはNG。早食いがモテる体型の体脂肪率を妨げる理由を詳しく見ていきましょう。
これまで食事量を一定にした場合、食べるスピードが肥満にどのような影響を及ぼすかは明らかにされていませんでした。そしてこのたび、早食いがモテる体型の体脂肪率を妨げるメカニズムの可能性が示唆されたのです。
そのメカニズムとは、早食いがDITを減らすというもの。DITとは食事誘発性熱産生のこと。食事をして摂取した食物の消化や吸収などに消費されるエネルギーを指します。
じつは食べることはエネルギーを摂取することであると同時に、エネルギーを消費する行為でもあるのです。しかも、DITは栄養素によって数値が異なります。
DITは、摂取エネルギー量に対して糖質で5%、脂質で4%、タンパク質で30%とされています。日本人の平均的な栄養素摂取量から計算すると、総エネルギー摂取量の約10%がDITによって消費されていることになるのです。
そして、早食い時のDITは遅食い時の数値に比べて明らかに低い数値。よく噛んでゆっくり食べると胃や長の血流量は増えましたが、早食いではそれが見られませんでした。
つまり、モテる体型の体脂肪率を目指すなら早食いはNG。エネルギー消費量が減ってしまうために、体脂肪率が上がってしまうからです。
早食いと遅食いのDITの差は10kcal。1日3食で30kcalです。これは体重60kgの人が500mランニングする消費カロリーに相当します。モテる体型の体脂肪率を目指すなら、遅食いでしっかりカロリー消費するようにしましょう。
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