『東スポWeb』によると、女優の本田翼(29)が“ぜいたくな悩み”を抱えている……のだそう。

 
現在、本田の年収は手取りで、ゆうに2億円を超えるらしく、その収益の内訳(うちわけ)はCM、本人が運営しているYouTubeチャンネル……などがメインとなっていて、ドラマ『ラジエーションハウスⅡ〜放射線科の診断レポート〜』(フジテレビ系)にも出演中ではあるものの、本田の演技が話題になっているとは言いがたく、したがって

 
あくまで本田の肩書きは「女優」ということになっているが、このままでは「タレント」「ユーチューバー」になりかねない?

 
……といった論調で同記事を〆ている。

 
たしかに、CMでは圧倒的な存在感を放ちまくっている本田翼が、ドラマだと他の役者さんのなかに埋没してしまいがち……といった印象は私にもなくはない。おそらく「どれがなんのCMだっけ?」と混乱してしまうくらいに、あんだけたくさんの広告案件に起用され、さらにはハネまくっているYouTubeチャンネルまでお持ちになっているのだから、ギャラの比率でジャッジすれば「女優」の稼ぎはいささか寂しい数字になってしまうのかもしれない。

 
ただ、だからといって、東スポが指摘するように「女優」の肩書きを返上すべきなのか……と問われれば、別に私は本田翼のファンでもなんでもないのだけれど、「そんなことはない!」と、そこだけは声を大にして主張させていただく

 
演技的に好評であろうが不評であろうが、収入(比率)が微々たるものであろうが、とりあえずは“現役”としてやっているのだから、需要はあるのだから、それでいいじゃないか……と。

 
ちなみに、私は今でも文筆家・コラムニスト・ライターなどの肩書きの横に「兼」をつけて「イラストレーター」を加えている。8文字を費やしてしまうため、プロフィール欄の指定ワード数が少なくて割愛せざるを得ないケースを除けば“必ず”である。たとえ文筆仕事のプロフィールであっても、あえて「イラストレーター」のみで貫き通すこともある。

 
ギャラの比率で申せば「文筆9(以上?):イラスト1(以下?)」といったところか。それでも私は「イラストレーター」という肩書きに固執したい。なぜなら「イラストレーター」は、私の文筆業を含むメディア表現のルーツであり、「イラストレーター」の肩書きを失ってしまったら、決して大袈裟な話ではなく、私の職業的アイデンティティが崩壊してしまうからにほかならない。

 
仮にたった一桁台の数%であっても「細々と」ではあれ続けているのだから、そう名乗る権利はあると思う。そう!「細々とでも続けていること」が大事なのである

 
本田翼が「女優」なる肩書きにどういう類(たぐい)と量の思い入れや熱度を抱いているのかは、私にはわからない。が、いかなる格好でも「続けて」さえいれば、どんなオイシイ“副業”で生活を支えていようと本田翼が自ら「女優」と名乗るかぎり、本田翼は永遠に「女優」であり続けるのだ。

▶ 塾で知り合った人懐っこい女の子。「宿題を教えてほしい」と訪問してきたので家に上げると…恐ろしい体験にゾッとする
▶ マッサージ店で検温したら、体温が "低すぎた"…それを見た店員さんの対応にツッコミたくなる!
▶ 【九死に一生】「あと1センチずれてたら…」自転車で事故に遭い "内臓が破裂"…生死をさまよった体験談が話題に
情報提供元: citrus
記事名:「 本業以外で荒稼ぎしている本田翼は、はたして「女優」の肩書きを返上する必要があるのか?