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海外セレブや国内エンタメの最新情報を集めたネットメディア『Tech insight(テック・インサイト)』によると、今年でグラビアデビュー20周年を迎えたグラビアアイドルの磯山さやか(37)が、公式YouTubeチャンネル『磯山さやか いそちゃんねる』を開設。その記念すべき初動画は、10分近くもひたすら鶏の唐揚げを食べ続けているだけの“作品”だったという。
ところが、11月2日、磯山がレギュラーを務めるラジオ番組『高田文夫と松村邦洋と磯山さやかのラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)で高田文夫(72)が、
「太田も怒ってたぞ。『唐揚げ食べりゃいいってもんじゃない』って」
……と、爆笑問題の太田光(55)が磯山の動画について触れていたことを暴露。さらには、
「YouTubeを舐めすぎだって言ってたぞ」
……とも。すると、磯山は
「自己紹介がてらに唐揚げを食べてるところをお見せすれば、素の私をわかってもらえるんじゃないかなと思って」
……と、やんわり反論した……らしい。
まあ、太田も高田もあくまで冗談めいたツッコミで、真剣に叱っているつもりもないんだろうけど、ネット上では「ユーチューバーを舐めるな!」みたいなガチの怒号もいくらかは散見されると聞く。だが、いっぽうで
「めっちゃ癒されました」
「ブレない感じが素敵すぎる」
……などの称賛の声も少なからず上がっている……のだそう。
さて。賛否両論はあるだろうが、はたして磯山さやかは、YouTubeというまだまだ発展途
かつて『CanCam』のお姉さん版雑誌『Ane Can』で「ぷにモデル」として専属モデルも務めていた磯山の売りは、ズバリ「ぽっちゃり体型」!(※ただし、私なんぞからすれば彼女は全然「ぽっちゃり」の範疇に組みされてはいないのだが…?)そして、その健康的な「ぽっちゃり」を維持(?)するための「旺盛な食欲」も、彼女にいたっては一つの魅力として立派に成立している──つまり極論すると、磯山にとって「食べる」という所作を晒すことは、グラドルとして水着姿を晒すのと同様なのだ。
しかも、「食べる」という行為は、じつのところとてもセクシーで、ある意味、羞恥的なエロティシズムをも秘めている。とは言え、もちろんのこと、誰でも彼でもが「ひたすら食べ続けるプロセス」をYouTubeにアップすれば視聴者数を稼げるわけではない。私が大好物のビフテキやカツオのたたきを食い続けていても、おそらく視聴者数は10人にも届かないだろう。そう! 起承転結のない食動画は、選ばれた者だけがソレを許されるのである。
実際、私も磯山の唐揚げや地元・茨城県産のメロンを食べるだけのユーチューブ動画をチェックしてみたが、けっこう飽きずに最後まで観ることができた。とにかく、心底から「美味しそう」に食べているのが微笑ましい。よくフードファイターや大食い自慢のお笑い芸人とかが脂汗をかきながら、とんでもない量だったり激辛だったりする料理をうつろな表情でテーブルと皿をとっち散らかして食べているシーンをテレビで観かけるが、アレを見たら私もげんなりとした気分になり、ついチャンネルを変えたくなる。そんななか、ギャル曽根だけは常に食べ物に対するリスペクトの意を絶対に崩さず、やはり「美味しそう」に爆盛りされた食材を、しっかりとたいらげる。ギャル曽根がフードファイターとしてだけではなく、バラエティタレントとして、いまだ一線で活躍を為