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新型コロナウイルスの影響で、これまで以上に自宅で料理を作る機会が多いのではないだろうか。今回は、そんな場面で役立つ、面倒な野菜の皮剥き作業を簡単に済ませられる方法を紹介しよう。
■【トマト】/電子レンジ剥きが一番簡単!
トマトを主役にした料理には、主張の強い皮の食感を取り除き、全体の口当たりを滑らかにするものも多い。しかし生のトマトの皮をそのまま剥こうとすると、途中でちぎれてしまい、なかなか丸ごと綺麗に剥くのは難しい。
そんなトマトの皮を剥く方法としては、沸騰したお湯にトマトを入れたのち、冷水につけてから剥く「湯剥き」や、直にコンロの火にかけたのち、冷水につけて剥く「直火剥き」などがあるが、今回はもっと手軽な皮剥き方法を紹介したい。
その名も「電子レンジ剥き」。まず、トマトに包丁で十字に切り目を入れ、その後、全体を水にくぐらせる。そして、耐熱皿に乗せたらラップなしで、600wで40秒ほど電子レンジ加熱。後はそのまま皮の切れ目をつまんでつるっと剥くだけ。洗ったトマトについた水滴はそのままにするのがポイント。とても簡単に綺麗に剥けるので試してみてほしい。
■【にんにく】/10~20秒ほど水につけて…
にんにくはひとかけらくらいならば、そのまま手で剥いてもそこまで面倒ではないはずだが、たくさん使うとなると何房も剥かなければならず、かなり手間がかかる。
電子レンジで加熱して剥く方法や、瓶に入れて振る方法など、にんにくの皮剥き方法は複数あるが、今回はなかでも簡単な方法を紹介しよう。
それは、房からバラしたにんにくを10~20秒ほど水につけたあと、包丁で根元を切り落とすというもの。水が皮と実の間に入り込み、面白いようにつるっと剥けてしまうのだ。力を入れて振ったりしないので瓶に入れる方法よりも楽なことにくわえ、加熱もしないので生食の場面でも調理に影響が出ないのがうれしい。
■【里芋】/電子レンジで3分温めるだけ!
最後に紹介するのは、剥いていると手がぬるっとして固定しづらい里芋の皮剥きだ。頻繁に食卓に登場するものではないような気もするが、皮をむいて丸ごと唐揚げにしたり、味噌汁に入れたり煮物にしたりと、食欲の秋を彩る季節物の美味しい食材である。
そんな里芋だが、皮の中身はぬるっとしており、生のまま剥くのはなかなか大変な作業。中身の部分を触ると肌が痒くなってしまうこともあり、料理に里芋を使いたいけれど、皮剥きにからむ諸々が面倒という理由から敬遠している人も少なくないのではないか。
お湯で茹でて冷水にさらし、剥くという方法もあるが、より簡単でおすすめしたいのは電子レンジで加熱するだけの方法。加熱前に皮ごと水で洗い、その水分がついたまま加熱することがポイント。600wで4~5分の加熱でOKだ。下ごしらえも同時に済んでしまうので一石二鳥なうえ、家庭料理のレパートリーも広がること間違いなしである。
――面倒な野菜の皮剥きを簡単に済ませられる裏技ライフハックをご紹介した。インターネットには無数の皮剥き方法が溢れているが、使う方としてはより簡単で綺麗に剥ける方法を知りたいもの。今回の記事がその参考になってくれればうれしい。