「葬儀にスニーカーってOKかも…」 そんな感覚になった"意外な"理由に賛同の声集まる
葬儀でマナーを最優先とするならば、女性が履いていくべき理想の靴は「プレーントゥのブラックパンプス」ということになります。
さらに細かいマナーを気にするとならば、パンプスでも、ヒールは高すぎるのも低すぎるのもNG。つま先は「スクエアトゥ」「ポインテッドトゥ」「オープントゥ」などはNG。エナメルなど光沢素材はNG。靴を脱ぐ場面に備えて中敷きも華美な色柄はNG…となります。当然、葬儀にスニーカーはNGなのですが、鴨島の宗教へようこそ（@kamozi）さんの考え方がいま注目を集めています。
葬儀にスニーカー履いてたら失礼みたいな感覚、なくなってきた。高齢者の葬式ばっかり出てるから。婆さんたちはみんなパンツスーツに黒のスニーカーだよ。革靴だのパンプスだの履かせたら転んで次の葬式出すことになる
—鴨島の宗教へようこそ(@kamozi) June 9, 2019
これに対し、ネット上では、
TPOはなくなってはいけないと思うので真っ白は良くないかなと思うけど、次の葬式が出るよりはよいというのはインパクトある！
—11hiro (@kluger11) June 9, 2019
要は気持ちでしょ。
—温めてから表明 (@hakunam62221866) June 26, 2019
そうそう、靴なんて履きやすいの選んで履いてくればそれでよし。葬式で転びました怪我しましたなんてなったら溜まったもんじゃない。葬儀屋の人もハードワークなんだから黒の運動靴でいいと思う。
—猫瀬 (@Catseno987) June 9, 2019
と賛同する人たちが続々と現れました。参列する人に限らず親族や葬儀屋さんたちも同様に履きやすい靴でいいのではないかと考える人も多くいるようでした。
親族だと移動距離長かったり、待ち時間長かったり、子ども連れてたりなので黒革スニーカーじゃないと大変です………色んな意味で。そして誰も足元見てない！！
—名無しさん＠オリジナルカクテル開発中 (@yorusarichoukan) June 9, 2019
そう思います。わたしも和装喪服一式を結婚するときに作ってもらいましたが、作ってくれた両親の葬儀には黒のセーター&パンツ、かかとない黒靴。冬場の田舎の葬式にパンプスなんて履いてたら凍結した路面でコケちゃいますよ。小さな子ども連れてる弟の奥さんにも、スニーカーで良いと伝えました。
—minato (@mina_0_0_) June 9, 2019
個人的には、黒のスニーカーならそれが若い人でも気にならない。営業に来ても気にならない。ただ、普通の白や青やピンクのスニーカーだと気になる。つまり、TPOが皆無というわけではない。(もちろん、通勤が自転車でスーツにスニーカーなのは構わない)
—Norio Maeda (@nmaeda2) June 9, 2019
基本的なマナーは知っておかなければなりませんが、決まりを気にするあまり、体に負担がかかるような状況は望ましくないですよね。
お年寄りだけでなく、小さい子連れや妊婦さん、健康な大人でもケガなどをして体が不自由なときもあるでしょう。冠婚葬祭に参列するときに何よりも大切なのは相手を思う気持ち。最低限のマナーをわきまえつつ、負担のない方法を選ぶことこそが、故人にとっても自分にとっても周囲の参列する人々にとっても、ベストな選択なのかもしれません。