「次世代の働き方を発信するキャリア系ニュースサイト」を謳う『キャリコネニュース』によると、8月17日の深夜に放送された『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)で、独身お笑い芸人の若林正恭(40)が、簡単に「結婚しないの?」と聞いてくる人たちへの不満を語った……らしい。もう少々詳細をつけ加えると、以下のとおりになる。



 




今年4月、相方の春日俊彰さんが結婚を発表して以来、「結婚しないの?」と聞かれることが多くなったという若林さん。



 



「女性に『まだ結婚しないの?』とか聞いちゃいけない時代になってるじゃん?(でも)俺と(ナインティナインの)岡村さんはメチャクチャ聞かれてるじゃない。デリケートな問題なのよ?」



 



と切り出す。さらに、若林さんは結婚の意思を聞かれる以上に、「相性の良い相手をみつけなければいけない」「そういうところは直した方が良い」など、好き勝手に上から目線のアドバイスをする人たちに腹が立つと話す。



 



「一通り笑うじゃん、結婚できない理由で。その後アドバイスが始まるだろ? じゃあ、紹介しろよって思うんだよね。なんなんこれ、散々マウント取って帰っていく。紹介もしないくせに『やばいっすね』みたいな。求めすぎなのもわかるけど、言うだけ言って帰っていくみたいなのは……」



 



と怒りをぶちまけた。




 



……のだそう。そりゃあごもっとも……ですわな。「代案がないなら提案するな」ってヤツである。



 



一応「恋愛アドバイザー」の肩書きをも持つ私のもとには、「結婚したいけど結婚できない」と悩む男女が、まるで駆け込み寺のごとく頻繁にやってくる。もちろん、人格から身だしなみ、会話術……と、根本の部分に問題があって異性が寄りついてこないヒトや、職場などにほぼ異性が存在せず、物理的な“出会いの機会”が皆無なヒトもいる。が、どちらかと言えば、それなりにモテるくせに「高望み」「複数の異性と付き合っている」「仕事が忙しい」「趣味が楽しい」「一人の時間が欲しい」……ほか、さまざまな事情で結婚へと踏み切れないヒトのほうが大半だったりする。



 



そんなわがままボーイズ&ガールズが、率先して気まぐれに「先生、僕が(私が)結婚できるにはどうすればいいのでしょう?」とアドバイスを請うてくるから、しかたなく私は重い口を開かざるを得なくなるわけだが、こんなときにする私のアドバイスはただ一つだ。



 



「近づいてきたそこそこ気になる異性とは、片っ端から付き合ってみなさい」



 



そう! ある程度は深く付き合ってみないと、その異性が結婚相手に相応しいかどうかなんてわからない。付き合う前から「ああ、このヒトはナシだな…」と、慎重さにかまけて“精選”に走ったところで、それはみずから結婚の“可能性”を間引いているだけ……。



 



したがって、相手が望んでもいないのに、独身者へとあえて“結婚のアドバイス”をしたい場合は、さっき私が書いた「代案」として、まさに若林が主張するところの具体的な“候補者”の「紹介」、もし異性であるなら、自分が「立候補」するくらいの覚悟をもって挑むべき……なのではなかろうか。


情報提供元: citrus
記事名:「 「私はどうすれば結婚できるのでしょう?」高望みでわがままな独身男女にできるアドバイスはただひとつ…