- 週間ランキング
■どうしても紹介したいこの夏必見の超大作映画
こんにちはー。日本テレビ映画事業部プロデューサーのターニャですー☆
またしてもご無沙汰してしまいましたが、今回はどうしてもご紹介したい作品があり、筆をとりました! それは『アルキメデスの大戦』です。アルキメデス、ん? 古代の学者? 数学の映画かな? と思われた方もいるかもしれませんが、実は違います。太平洋戦争開戦前夜の日本を舞台に、天才数学者が戦艦大和建造を止めようと奔走する物語です。日本映画界が誇る最高のヒットメーカー・山崎貴監督の最新作にして、この夏大注目の大作映画です!
■あの巨匠が魂を込めて作り上げた戦艦大和
『永遠の0』、『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズ、そして『DESTINY鎌倉ものがたり』と監督する映画がことごとく大ヒットを記録してきた山崎貴監督。今回、本作製作のきっかけとなった原作との出会いをこのように振り返っています。
戦艦「大和」建造計画を数学の力で阻止出来るのか? この不可能ミッションに臨む若き天才数学者「櫂 直」…。この抜群に胸が高鳴るプロットを擁した原作「アルキメデスの大戦」に出会ったとき「これぞ映画だ!」と興奮したのを覚えています。
そう、本作の原作は、監督をして「これぞ映画だ!」と興奮せしめるものなのです。また、『永遠の0』で旧日本海軍の「零戦」をスクリーンに蘇らせた山崎監督にとって、「戦艦大和」とは、いつか映画にしたい題材だったといいます。
元々、子供の頃から零戦や戦艦大和が好きで、特に戦艦大和には惹かれていました。巨額を投資して建造されたにもかかわらず、ほとんど実績を残せず、沈んでいってしまったという切ない話もあり、自分が映画を作るようになった時、いつか戦艦大和を題材にした映画を作りたいなと思っていました。
第二次世界大戦当時、世界で最大最強、と言われたのが戦艦大和でした。にも拘らず、「ほとんど実績を残せず、沈んでいった」という切ない物語にも監督は惹かれたのですね。戦艦大和とは、その悲劇性ゆえに、今も多くの日本人の心をとらえるのかもしれません。いずれにしても、山崎監督がここまで熱い想いで作り上げた戦艦大和の姿は、映画館の大スクリーンで「没入鑑賞」するしかない大迫力です!
■女性にもオススメ! その理由は今が旬のあの…
戦艦の話と聞いて、食指があまり動かない、「戦艦とか興味ないし…」と感じる女性もいるかもしれません。私ターニャは、そんな貴女にも、本作は全力で観ていただきたいと思います。必ず楽しめると確信しているからです。その理由は、ズバリ!主演の菅田将暉さんの熱演です。菅田さんと言えば、日本テレビで今年1月~3月に放送されたドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です‐」での熱すぎる演技に胸キュンされた方も多いですよね。……告白すれば、かくいう私もその一人です。本作で天才数学者として、大和建造計画を止めようとする会議での菅田さんの演技は、「3A」ともまた違う、まさに痺れるしかないカッコよさです!!
海軍少将・山本五十六役で共演した舘ひろしさんが「圧巻でした!撮影のカットがかかった瞬間、思わず拍手してしまった程です」と大絶賛されるくらいの凄まじさなのです。そのシーンだけでも一見の価値ありまくりの本作ですが、菅田さんの熱演は、全編を通してストーリーにグイグイ引き込ませる魅力にあふれています。だから、ご安心ください。戦争や戦艦に一切の興味が持てない人でも、間違いなく最高の満足感に包まれて劇場を後にできるはず。
■「今の日本を考える」のにふさわしい映画
山崎貴監督といえば、開催まで1年を切った「TOKYO2020」開会式・閉会式の演出チームの一員でもあります。まさに、日本を代表する映画監督である山崎監督は、本作についてこんなことも仰っています。
この戦艦「大和」が抱えていた問題を考えることは、実は今の日本という国を考えることにつながるのではないかと感じました。
この言葉に込められた監督の想いとは何か。私はここでお伝えすることはできません。それは、ぜひ映画を劇場で鑑賞し、それぞれが感じることだと思うからです。監督の想いに触れたとき、きっとあなたの心は揺さぶられ、本作は思い出に残る映画になるはず。大切な人と、普段はしないような話題、新しい会話のきっかけになるかもしれませんよ。
だからこそ。是非ぜひ、この夏、劇場でご覧ください。
それでは皆さま、心に残る忘れられない映画体験を☆
■映画情報
『アルキメデスの大戦』
7月26日(金)全国ロードショー