■何でもアリではないメルカリ



 



メルカリに通勤ラッシュ時の電車の席(自由席)が出品されて話題になりました。お値段は1800円。そもそもこれを出品しようという発想が謎ではあるのですが、メルカリの出品禁止物に該当するためすぐに削除されたようです。でも、今回のことはメルカリはなんでもありなのか?という疑問を抱かずにはいられない出品物だったと私は思っています。



 



 



■メルカリはダメでもヤフオク!はOK



 



メルカリやヤフオク!など個人間取引サービスを提供する側には出品禁止物が定められています。でも、メルカリではダメでもヤフオク!ではOKというものもあるのは事実。たとえばスキルやサービスなど無形の物はメルカリでは出品禁止物になりますが、ヤフオク!では禁止されていません。ちゃんとカテゴリがあって、そこから出品することが可能です。ちなみに、無形商品として代行サービスがあるのですが、ディズニーランドでお土産を買ってくるというサービスも出品されているくらいです。



 



これまでメルカリには実に色々な物が出品されてきました。たとえば最も話題になったのは現金でしょう。1万円札を1万円以上で出品する行為は、マネーロンダリングにもなりかねないと言われました。その後現金を含め、商品券やギフト券を含めお金として使える物の出品は違反となっています。あとは株主優待もNGです。一方、ヤフオク!はどうかというと、現金はコレクターアイテムとしての貨幣は出品できますし、ギフト券や株主優待も出品可能です。ここに両者の違いが見られます。



 



 



■人が出品されることも、これはシャレにならない



 





他にはタレントの「小島よしお」さんがメルカリに出品されていたことも。もちろん、いたずらでしょうけれど、お値段は2万円でした。ご本人がツイートするくらいなので大きな問題にはならなかったようですが、もちろん人間は出品してはいけません。私が知る中で最もひどいと思ったのは「赤ちゃん」です。当然いたずらですが、写真は病院のホームページなどからとり説明文も心を痛めるような内容でした。出品している人は冗談かもしれませんが、それを見て気分を害する人もいます。これには、あまりにもひどいと感じました。



 



メルカリは何でもアリと思われていることもあり、違法なのでは?と思うこともあります。メルカリのアカウント停止ならまだいい方で、警察沙汰になる可能性も否定できないことは頭の片隅に置いてほしいと思います。


情報提供元: citrus
記事名:「 「通勤電車の席」から「小島よしお」まで出品!? “メルカリは何でもアリ”という誤解