公務員といえば、結婚相手として人気の職業と思われているようですが、仕事内容や勤務体制、お給料はピンキリです。みなさんもご存知かと思いますが……。



 



 



■同じ公務員でも…



 



婚活市場で人気なのは国家公務員です。いわゆる外務省とか厚生労働省とか「●●省」にお勤めの官僚の方なんかは、やっぱり安定感とエリート感のハイブリットというイメージで親御さんウケもいいですね。



 



あとはなんといっても、退職金がしっかり出ること、地域手当などの福利厚生や保障がしっかりしているのも安心ですよね。この点、自衛隊員さんもおすすめではありますが、「身の危険があったり、戦地や災害地に派遣されたりすると心配だ」と、賛否が分かれるところ。



 



なお、地方公務員の場合は都庁や県庁の方は人気でも、市役所職員にお勤めの方、警察官は好みが分かれる印象です。



 



とはいえ、リストラもなく「終身雇用が基本」なのは大きな魅力。市況やマーケットに左右されないのは、パートナーとして安心ですよね。何より親世代のウケが最高なんです。



 



 



■「お医者様」病



 



私に言わせると、婚活市場ではダントツ人気というより「根強い人気」。そもそも、高収入を条件にされる方だと、医者や弁護士のような「先生」(士業)を望まれる場合が多いでしょう。公務員は年功序列なので、若い頃は高収入とは限りませんからね。



 



ちなみに、人気の職業といえばダントツで「医者」ですよ。私が「お医者様病」と名付けたくらいで、結婚するなら医者・医者・医者……という考えに取りつかれた婚活母娘が多いこと!



 



ただ、現実的に男性医師って、それだけで人気なので、結婚相談所にはあんまり優良物件がそろいにくいです。それなりに覚悟が必要かもしれません。



 



 



■定時後にLINEで「ヒマ」 →フラれる



 



私の結婚相談所は、青山という立地もあり、バリバリ稼ぐ女性、たとえば、女医さんや女社長などの経営者、外資企業など熾烈な競争社会で生きている女性も多いので、公務員=平凡と見なすか、あまりご希望として挙がらないこともあります。



 



笑い話ですが、こんなこともありました。市職員の男性が、午後3時くらいからヒマでヒマでしょうがなくて、会社員の彼女に「今日はもうやることなくなった、ヒマだなぁ、定時まで何して時間つぶそうかな」なんてLINEしてフラれました。



 



実際、真面目に働く会社員からしたら、そんな手抜き仕事しかしてないような男ってどうなのって疑いますし、一市民としても腹が立ちますよね(笑)。暇な公務員な方はご注意を!



 



 



■自衛官が狙い目である理由



 



でも、個人的な意見としては、バリキャリ女性が狙い目なのは、ハローワークなどにお勤めの「準公務員」です。仕事が定時で早く終わるし、社会保障もバッチリ。家事や子育ての応援しやすい環境で、働く女性としては都合がいいんじゃないかしら。



 



あとは、先ほども言った自衛官さんですね。結婚相談所で会員の女性に「自衛官の方とお見合いはどう?」と言うと、意外に思われることが多いようですね。



 



というのも、自衛官というと“男くさいキン肉マンで身の危険にさらされる仕事”をイメージされるよう。「私の命より国民の命を優先するのでは?」なんて極論を言う人もいます(笑)。実際は、事務の方もいますからね。防衛省にお勤めの方の85%が高卒、大卒の事務員さんも15%ほど、と案外多いんです。実際そう告げると、事務員さんなら……と安心されるようです。



 



そもそも公務員の男性が結婚相談所に登録しているのか? と疑問に思うかもしれませんが、前述のような国家公務員もいらっしゃれば、警察官・警視監・刑事(地方公務員)も多いですね。もしご希望でしたら、私がお世話してもよろしくってよ!


情報提供元: citrus
記事名:「 「結婚相談所だと公務員が超人気」はウソ? 間違いだらけの公務員信仰【働く女性の“モテ道場”】