「女子の女子による女子のためのおしゃべりコミュニティ」をコンセプトとする匿名掲示板『ガールズちゃんねる』に、「男はお金があれば何歳でも若い子にモテるのは本当でしょうか」なるスレッドが立っていた。その書き込みの内容は以下のようなものであった。

 

昨日旦那と離婚しました。お互い43歳です。

原因は旦那の不倫です。離婚する際に旦那にこんなこといわれました。

「男は何歳になっても金さえあれば若い女モテるから再婚とか余裕w。でもお前はババァだからお金があろうとモテないw。」と言われました。

それからその言葉が気になりました。

男はお金さえあればおじさんでもモテるって本当ですか? ちなみに私も旦那もどちらも高級取りです(※原文ママ)

 

なお、同スレッドに対するレスには、この「旦那」の「性格の悪さ」を批判する声も少なからずあったものの、

 

「本当です。。」

「まあ概ね事実だと思います」

「やはり金持ちの男には魅力がある」

 

……みたく、旦那側の持論(=捨て台詞?)を肯定する意見が複数、まぎれていた。

 

さて。ここで賢明なるcitrus読者の皆さまに……さらには、ワタクシ山田ゴメス “自身”にもあらためて問い直してみたい。

 

「本当に男はお金さえあればおじさんでもモテるのか?」

 

マジで「金さえあれば若い女(に)モテるから再婚とか余裕」なのか??? ちなみに、私は「そんなにお金は持っていないおじ(い)さん」ではあるのだけれど(笑)、決して負け惜しみではなく「そこまで甘くはない!」──つまり

 

「潤沢なお金はあっても、モテないおじさんは “若い女”どころか、すべての女性に絶対モテない!」

 

……と、断言したい派だったりする。

 

そりゃあ、たしかにおじ(い)さんが「加齢」をカバーするためには……ある意味、もっとも手っ取り早く提示できる “魅力”の要素として、「経済力」が大きな武器となりうるのは間違いない。しかし、私の経験上、男性……いや、人間という生き物は50歳を過ぎると、どんなにトレーニングやメンテナンスに潤沢な資金を投じたところで、根本的な部分の “肉体”は確実に衰えてくる。歯だとか目だとか肌のハリだとか(マクロ・ミクロ両方における)下半身だとか……の劣化には抗うことができない。そして、そういった「どうしようもないビハインド」を上回る “アドバンテージ”を「若い女」に「再婚」を前提としたかたちで提示するには、「お金」だけだとあまりに心許(こころもと)無く、その “真実”をたかだか40代の若さで心身から痛感することは不可能なのだ。

 

あえて、年老いてもなお “恋愛”できる男性の特徴としては……私は、そのおじ(い)さんが、たとえば「娘でもおかしくない年ごろの女性」を口説く際にも

 

「結婚後の二人の幸福な生活を具体的ビジョンをもって相手がイメージできる」

 

……ような周到に準備されたプレゼン能力を一番に挙げたい。

 

そのプレゼンテーションにはもちろん「資産」や「健康」……それに「死期」なども絡んでくるだろう。しかし、これらのような「できれば避けて通りたい議題」をもポジティブに捉えつつ、本来なら「年の差婚」などと周囲から揶揄されかねない “特殊な関係”をものともしない “豊かな想像力”が、「年齢を問わずモテるヒト」を目指すのであれば、必須となるのではなかろうか。

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情報提供元: citrus
記事名:「 経済力のある男性は何歳になってもモテる!? 年老いても “恋愛” できる男性の特徴とは?