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平安京の名前が冠されている平安神宮は、794年の平安京遷都を実行した桓武天皇を祀っています。
平安京すなわち現在の京都盆地は東西南北に 四神の守り神 がいるとされ、実際に1000年という歴史上もっとも長い年月にわたって都が続きました。そして明治に入ってから、 遷都1100年を記念 して現在の場所に平安神宮が創建されました。
また、江戸末期の孝明天皇も、追って昭和に入ってから祀られました。都としての京都を1000年、そして今なお守り続ける守り神は、さまざまな災厄、魔物からこの地を保護してきたのです。
赤い朱雀のお守りには、災いを除くご利益があります。
春は桜の名所として知られ、谷崎潤一郎の名作「細雪」で毎年お花見に行くのもここの桜です。
周辺は文化エリアで、複数の美術館・動物園・複合劇場施設などが点在しています。
https://ja.kyoto.travel/tourism/single01.php?category_id=7&tourism_id=453
宗祖・隠元禅師はインゲン豆の名前にもなっています。門や本堂を見るとわかる通り、中国の建築様式で江戸時代に建てられ、そのまま残っている重要文化財です。
本尊には 巨大な金の布袋様 。お腹がぷっくりと出て、満面の笑み、いかにも福を呼びそうです。もちろん七福神のひとりで、京都七福神巡りの布袋様のお寺として有名です。
時刻を知らせる巨大な木魚も知られています。黄檗宗は曹洞宗や臨済宗に次ぐ日本3大禅宗の1派で、萬福寺は総本山です。
https://www.obakusan.or.jp/
全国の 1000社近い愛宕神社の総本社 です。京都市街地から北西の愛宕山の山頂にあり、徒歩でしか行けません。およそ2時間の登山になります。
現在、本殿他主要社殿の屋根改修工事を軸とした大規模改修工事が行われていますが、建築資材の運搬などにもすべてヘリコプターが使用されています。
火の神様が祀られており、古くから防火、鎮火の霊験があるため全国から参拝者があります。とりわけ京都市内や周辺の飲食店や火を使う稼業はもとより、一般家庭でも 火の用心のお札 「火乃要慎」が台所に貼られています。毎年7/31夜から8/1朝の千日詣でが有名です。
明智光秀 が本能寺の変の前夜、ここを参拝し戦勝祈願の歌を詠んだことでも知られています。
https://ja.kyoto.travel/tourism/single02.php?category_id=7&tourism_id=223
京都大学の裏手にある吉田神社は、およそ1000年前に奈良の春日大社の神様4柱を勧請して吉田山に創建されました。
丹塗りの鳥居から瑞垣、朱色の回廊も春日大社と同じで、燈篭も春日燈篭です。 強力な厄除けの効果 があると評判です。
2月の節分の日を挟んで行われる節分祭は、室町時代から続く伝統の行事で知られています。
本殿に当たる大元宮の建物は吉田山の丘の上にあり、吉田兼好の子孫である神官の根本道場として建てられました。ここにお参りすれば 日本全国の神々を一度にお参り したことになると言われています 。
https://ja.kyoto.travel/tourism/single02.php?category_id=7&tourism_id=478
https://www.veltra.com/jp/yokka/article/visiting-kyoto-shrines-and-temples-2/?sid=1554
余暇プランナー
仏像と歴史好きな、社寺建築の仕事をしていたおじさんです。全国の社寺、仏像を見て回り、古代から戦国の時代を空想しています。 空想しすぎて小説を書き、文学賞もらっちゃいました。旅ライターと小説家の2刀流おじさんです。
【京都】これで運気アップ!来福・魔除け・厄除けの神社仏閣(前編)