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スリランカは、 インドの南東部に浮かぶ島国 です。島の大きさは、なんと 北海道よりも小さい んです!
北海道の8割程の大きさであるスリランカですが、熱帯雨林から乾燥した平原地帯、海岸線など多彩な顔をもち、とても魅力ある国なのです!
まずはスリランカの基本情報をお伝えします。
成田国際空港からコロンボ・バンダラナイケ国際空港まで、 スリランカ航空の直行便が出ています。 直行便でフライト時間は約10時間。
直行便は成田発着のスリランカ航空のみですが、 アジア諸国を経由する便が豊富に出ています。
クアラルンプール(マレーシア)やシンガポール、バンコク(タイ)などを経由します。
関西方面から行く場合は乗り継ぎ便で行く必要があります。
コロンボは、島の南西部に位置する スリランカ最大の都市 です。発展している商業エリアで、経済の中心となっています。
高層ビルなどが立ち並ぶ近代エリアと、植民地時代の名残を感じさせる建造物も残っているエリアも存在し、 今と昔が混在する面白い景観 もうかがえます。
https://www.veltra.com/jp/asia/sri_lanka/ctg/6608:Colombo_City/?sid=1554
キャンディは、元々はスリランカの首都として栄えていた場所で、街全体が世界遺産に登録されています。
歴史ある建物が立ち並び、街の中心にはブッダの犬歯を祀る 仏歯寺(ダラダー・マーリガーワ寺院) があります。
また、 茶樹栽培が初めて成功した土地 であるキャンディには、直営ショップやティーサロン、見学可能な紅茶工場などもあります。
https://www.veltra.com/jp/asia/sri_lanka/ctg/161306:Kandy/?sid=1554
スリランカは高温多湿な熱帯性気候に属します。インドの南に位置するため、暑いイメージがあるかもしれません。
しかし、スリランカの北部と南部では乾季と雨季が別々で、ほとんどの場合スリランカを訪れる時には、島一周観光することが多いので、 オフシーズンはありません!どの時期に行ってもOK!
ただ、 特におすすめの時期は3月4月! どのエリアにおいても比較的安定した気候に恵まれます。
ビーチリゾートを目的とする旅行であれば、ベスト時期は、南西海岸が11月から4月、東海岸が5月から9月になります。
年間を通じて温暖なので、基本 半袖で快適に過ごすことができます。
高地に行くのであれば、体温調節のできる薄手の羽織ものを持っておいた方が良いです。
また、 サファリの場合は、長袖・長ズボン必須 になるので注意!
スリランカは 比較的安全な国 とされています。
外務省の海外安全ホームページでは、2023年1月現在、危険情報は出ており、「危険度レベル1」となっています。
スリランカは、2009年に内戦が収束し、治安が回復してきていたのですが、2019年にテロが発生し、危険レベルが2となっていました。現在は落ち着きを見せ、レベル1へと下がっている状況です。
2023年に観光に行った方によると、街の雰囲気など、危険な感じはないとのことですが、やはり観光客を狙ったスリや置き引きなどには注意が必要です。
また物価高騰などに対するデモなども地域によっては起こっているとのことなので、そういった場所には絶対に近づかないようにしましょう。
渡航前には必ず下記の外務省HPを確認し、安全な旅行をしてくださいね。
https://www.anzen.mofa.go.jp/
では、ここからはスリランカの魅力ある場所についてご紹介します。
スリランカを訪れたら必ず行きたい場所です!
ジャングルの中に突如現れる岩の宮殿跡「シギリヤロック」。高さ約180メートル。シギリヤロックの頂上までは歩いて登ることができます。
階段を登って頂上を目指すので、決して楽な道のりではありませんが、 頂上から望む景色は最高 です。
1,200段ほどの階段を片道40分程度かけて登ります。
おすすめの時間帯は、 朝8時くらいの日が高くなる前 。
まださほど暑くなっておらず、体力がある時に登るのが良いでしょう。
午前中が一番おすすめですが、 夕方の頂上から見るサンセットも格別 です。
ただし、サンセットを見るのであれば、暗くならないうち降りて来るようにしましょう。
1200ほどの階段を昇り降りしたり、凸凹の道を歩いたりするので、 歩きやすいスニーカー などで訪れるようにしてください。決してヒールなどで訪れることのないように。
また、風の強い日もあるので 女性の方はスカートは控えた方が良い でしょう。
基本半袖半ズボンの動きやすい格好であれば大丈夫ですが、その日の天気によっては、薄手の上着をリュックに入れておくなどしてください。
持ち物は、 飲み水は必須 。汗をかくと思うので、タオルなども持っていくと良いでしょう。手が空くリュックや肩掛けバックに入れて持っていきましょう。
頂上に登るまでの途中には、数々の遺構があります。巨大な2つの岩石でできたアーチをくぐると階段の始まり!
まず約400段を上ると最初の小休憩スポット(テラスの庭)に到着。テラス状の庭を段々に整備し、木や花、ハーブなどが植えられていたのだといいます。
次はいよいよ「シギリヤレディ」!休憩場所から少し歩くと、急な螺旋階段が現れます。幅がとても狭い螺旋階段を登るとシギリヤレディに到着。
岩肌に描かれた女性のフレスコ画 。
1400年前とは思えないほど、髪飾りや衣装などは細部まで細かく描かれ、美しく描かれている美女たちの壁画は、シギリヤロックの卓越した美術センスの中でも一際目を引くフレスコ画です。
500の女性たちが描かれ、 どの女性も妖艶で豊満なボディが特徴 です。現在は風化によって、 18体のみ が残っています。
ピカピカに磨かれた壁 。かつてはこの壁の反対側にシギリヤレディと同じような素敵な絵が描かれていて、その絵を鏡のようにして映し、通りの両側で絵を楽しんでいたのだと言います。
螺旋階段を下り、再び約400段の階段を登っていくと「ライオン・テラス」と言われる広場に到着します。
岩山の形がライオンに似ていることから名付けられたのだと言います。 巨大なライオンの足と爪 が見られます!
「ライオン・テラス」から最後の400段を登ると遂に頂上の宮殿跡に到着です!
シギリヤロックの頂上から見られる景色は、圧巻!! 360度ジャングル です。
日本では感じることのできない景色 が広がっています。
https://www.veltra.com/jp/asia/sri_lanka/ctg/189425:Sigiriya/?sid=1554
シギリヤから車で30分ほどのところにある国立公園です。
ここの魅力は 野生のゾウに大接近できる こと!オープンエアのジープに乗って公園内を周ります。
ゾウが多く見られるというおすすめの時期は 5月〜10月 。
ゾウは水遊びが好きな動物なので、水場を求めます。この5月〜10月は乾季のため、周囲の水が少なくなり、象たちは水を求めて、大きな貯水池である「ミンネリヤ・タンク」に集まります。
特に 7月~9月には多くの象が貯水池に集まるのだそう。ゾウの大群を見られるかもしれません!
ゾウ以外にもミンネリヤ国立公園には、 生き物がたくさん生息しています 。
特に鳥類が多く、およそ160種類が生息している そう。インドクジャクやカワセミ、日本では滅多に目にかかれない生き物もいます。
https://www.veltra.com/jp/asia/sri_lanka/a/20344?sid=1554
シンハラ人によるキャンディ王国最後の首都であったキャンディ。
シンハラ人の最後の王都という歴史的な重要性によって、 世界遺産に登録されます 。
キャンディの街には、かつての王によって造られた人造湖があり、 美しい景観 も魅力の一つです。
シンボル的な存在である「仏歯寺」や、イギリス植民地時代の建物が残されていることもあり、 東洋と西洋が混ざった 不思議な雰囲気となっているキャンディの街は、お散歩しながら街並みを楽しむのにぴったりです。
また、昔からあるマーケットから現代的なキャンディ・シティ・センターと呼ばれるショッピングモールがあり、お土産などのショッピングも楽しめる場所にもなっています。
キャンディに来たのなら必ず立ち寄りたい キャンディのシンボル的な存在となる「仏歯寺」 は、正式名称「ダラダー・マーリガーワ寺院」と言います。スリランカ建築様式である 白く美しい八角形の建物が特徴 です。
寺院は仏陀の犬歯を祀るために建築されました。1日3回行われるプージャと呼ばれる儀式の際に仏陀の犬歯が公開されます。そのため、その時間になると仏陀の歯を一目見ようと、長蛇の列ができます。
https://4travel.jp/os_shisetsu/10429300
https://www.veltra.com/jp/asia/sri_lanka/a/20336?sid=1554
キャンディは 茶樹栽培が初めて成功した土地 。せっかくなので、本場の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
世界遺産の街を歩き、ちょっと休憩するならカフェでキャンディでとれた茶葉を使用した紅茶を味わうのがおすすめです。
茶葉はお土産に買っていっても喜ばれること間違いなしです。
https://www.veltra.com/jp/asia/sri_lanka/a/20522?sid=1554
小さな島、スリランカ。北海道よりも小さな島ですが、魅力がたっぷり詰まった島です。
世界遺産である「シギリヤロック」をはじめ、観光スポットが多く存在します。
また、美味しいグルメやショッピングを楽しんだり、日本でも話題になっている本場の「アーユルヴェーダ」を体験したりして、心と体をリラックスさせる旅もおすすめです!
ぜひ、スリランカを訪れてみてはいかがですか。
余暇プランナー
初めまして。好きなことは、旅行、キャンプ、温泉、サウナ、サーフィン、野外フェスなど。大学時代にマレーシアとカナダへ留学に行ったことを機に、自分の知らない世界を知ることの面白さを実感しました。新たな人との出会いも、旅行ならではの面白さだと思います。家族や友達との旅行はもちろんですが、一人で旅することもまた面白いなと、最近になりとても感じ始めました。自分の書いた記事が、誰かの旅のきっかけになってくれたら、嬉しいです。
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