- 週間ランキング
スウェーデンの首都ストックホルムも、例に漏れずワクワクするようなスーパーが点在しています。
今回は、スウェーデン・ストックホルム滞在中の筆者がおすすめするスーパー5選を紹介していきます。
ストックホルムにおけるカフェやレストランでの外食は、日本と比べると高いところがほとんどです。特に中心地や観光地は地元民からも「高い」と聞きます。筆者が、旧市街ガムラスタンのレストランでスウェーデン名物のミートボールと赤ワインを頼んだ時は、日本円に換算すると5,000円超えでした。
旅行をしている人の中には、少しでも食費を抑えたい人もいるでしょう。そんな時は、スーパーを活用してみてはいかがでしょうか。税金が外食よりも低く、費用を抑えられますが、 レストラン以上に地元民と同じ食文化を体験できます。
ホテルやホステル、Airbnbが集まる中心地や観光地にもあるので、購入して宿泊先や滞在先で楽しめるのは嬉しいですね。また、加工食品やお菓子、雑貨など多種多様なものがあるので、おみやげとしても購入できるので、賢く活用しましょう。
地元民の友人に聞いたところ、「ストックホルムでの外食が高い」と思うのは観光客だけでなく、地元民も感じているようです。外食はお祝い事やイベント時など特別な時に行くことが多く、普段はスーパーで食材を購入し、自炊やホームパーティーをしているとのことでした。
そのことから、ストックホルムの人々と同じ食生活を体験できるのは、レストランやカフェなどの外食よりスーパーマーケットと言っても過言ではありません。
ストックホルムの中心地や観光地でも使える、代表的なスーパー5選を見ていきましょう。
ICAは、スウェーデンのスーパーチェーンで、白地に赤文字のコントラストが可愛らしい看板を構えています。地元民の友人いわく 「価格帯は高いけど品質が良い食材が揃っている」 とのことです。筆者は他のスーパーをメインに使っていて、そこでなかったものを探す時に使います。店舗の規模にもよりますが、輸入品の扱いも多く、品揃えが良い印象です。
店舗区分は、小規模店舗の「ICA Nära」、中規模店舗の「ICA Supermarket」、大規模店舗の「ICA MAXI」と3つに分けられています。観光客が集まりやすい街の中心地には、ICA NäraとICA Supermarketが多く、中心地から少し離れた地域や郊外にICA MAXIがあるようです。
確かに他のスーパーと比べると価格帯は高めですが、 プライベートブランドの商品は比較的リーズナブル なので、チェックしてみる価値あります。ニシンの酢漬けやたらこペーストなどがあり、 ちょっと良いおみやげ としても使えるでしょう。
https://www.yelp.com/biz/ica-supermarket-stockholm-13
Coopは、名前の通り生協が母体となっている、 スウェーデン最大のスーパーチェーン です。地元民の友人いわく「価格帯は中間くらいで庶民的」とのことです。中規模の「Coop」だけでなく、小規模の「Coop Nära」や大規模の「Stora Coop」があります。
筆者の感覚としては、街の中心地にも郊外にもあり、でかける時に見かけない日はないと言っても過言ではありません。こちらもプライベートブランドがあり、お菓子や紅茶、加工食品などがリーズナブルに購入できます。 スウェーデンを連想させるような可愛らしいデザインと色使いのパッケージ なので、おみやげにぴったりです。
https://www.yelp.com/biz/coop-stockholm-6
Hemköpは、ストックホルムを中心に展開している、丸みのある赤いロゴが可愛らしいスーパーチェーンです。地元民の友人によると「価格帯は少し高め」だそうです。 街中にもあるので、旅行中の人も使いやすいでしょう。 筆者は2017年に初めてストックホルムを訪ねた時は、ホテルからも駅からも近くて便利だったので、お惣菜を中心にかなりお世話になりました。シュリンプ(小エビ)サラダがおいしかったのを覚えています。
オーガニック商品やフェアトレード商品も扱っているので、見ているだけでも楽しくなるでしょう。 プライベートブランド「ELDORADO(エルドラド)」は価格帯が低め で、北欧らしい色とデザインのパッケージで購入意欲をそそられます。自分のご褒美にも、家族や友達へのおみやげとしても使えるのは良いですね。
Willysは、本社がスウェーデン第二の都市・ヨーテボリにある低価格帯のスーパーチェーンです。取扱商品の豊富さから 「ハイパーマーケット」とも呼べるレベル です。筆者は、過去に通っていた街中の語学学校付近の小規模店舗のWillysで、よくシナモンロールを買って食べていたのですが、リピートするほどおいしかったです。
また、最近は地元民の友人に「車出すから一緒に郊外の大規模店舗のWillysに行こう!」と誘われて買い物したら、街中の小規模店舗より圧倒的にリーズナブルで感動しました。地元民の友人は、「大規模店舗のWillysは安いからめっちゃ使う」とのことでした。
輸入品の取り扱いが多く、 日本製の加工食品を置いている店舗 もあるので、中期から長期滞在の人は日本が恋しくなっても安心ですね。余談ですが、 10クローナ(約135円)で買えるWillysのエコバッグは丈夫でデザインもスタイリッシュ なので、おみやげとしても使えますし、筆者も洗濯物入れとしても使っています。
https://www.yelp.com/biz/willys-stockholm
Lidlは、 ドイツ発でヨーロッパとアメリカ中心に展開している、低価格帯スーパーチェーンです。 青と赤と黄色のカラフルなロゴが目印なので、街中でも見つけやすいでしょう。実は筆者の滞在先の近くにあり、1番使うスーパーマーケットです。地元民の友人いわく「価格帯が安いからよく使う!近場にあるから車を運転したくない時にぴったりだよね」とのことでした。
生鮮食品の品揃えが良く 、値札もちゃんと設けられているので、長めの滞在でも安心して使えます。こちらもプライベートブランドがあり、更にリーズナブルなのでよく活用しています。
そして健康に気を使っている人には嬉しいことに、 プロテイン含有商品のバリエーションが豊かです。 その中でも、Lidlプライベートブランドの「HIGH PROTEIN Pudding」は濃厚で味わい深いプリンそのもので、ローカロリーで高タンパク質なのにおいしくてリピートしています。
https://www.yelp.com/biz/lidl-stockholm
ストックホルム旅行中に楽しく活用できる、代表的なスーパー5選を紹介しました。
ガイドブックやネットサーフィンの情報で「スウェーデンは外食が高いので気を付けましょう」と見ると、確かに少し不安になりますよね。ただ、ストックホルムの地元民と同じような食文化を楽しむ方法は、外食だけではありません。むしろスーパーを使っている人が多いので、こちらの方が 地元民と同じ食事を楽しめるでしょう。
パッケージデザインが既に洗練されているので、加工食品やお菓子など、 おみやげとしても使える のはありがたいですよね。
スーパーを賢く使って、楽しいストックホルム旅行をしてくださいね。
https://www.veltra.com/jp/europe/sweden/?sid=1554
余暇プランナー
東京都在住で普段はIT業界のSEとして働いているHikaringoです。ヨーロッパを愛してやまず、15ヶ国一人旅経験あり。スウェーデン短期滞在経験もあり。食べることが大好きで、国内外どこに行ってもガイドブックに頼らず現地の人からの情報をもとにグルメ巡りしています。「読んでワクワク」「面白そうだから挑戦してみよう」と思えるような情報を発信していきたいです。
【スウェーデン】ワクワクがいっぱい!ストックホルムのスーパー5選