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せっかくなら神様からご利益を頂けるように「外宮」も訪れてみませんか?
伊勢神宮外宮外宮の魅力や観光スポット、宿泊先を実体験に基づいて元巫女が紹介します。
高倉山の麓にある外宮の正式名は、豊受大神宮(とようけだいじんぐう)です。衣食住や産業の守護神として豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀られています。
由緒によれば、雄略天皇の夢に天照大御神が現れ、お告げをしました。1500年ほど前に丹波国の比治(ひじ)の真名井(まない)(現在の京都市宮津市辺り)から現在の地に迎え、創建を命じました。
創建以来、外宮御垣内の東北に位置する御饌殿(みけでん)では朝と夕の二度、天照大御神を始め相殿神(あいどのかみ)及び別宮の祭神に食事を供える日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)が行われています。そして、神職によって国民の幸福や国の安泰等を祈り捧げているのです。
祭典は、「外宮先祭」(げぐうせんさい)といって、まず外宮で祭儀が行われる慣わしとなっています。なので、参拝も同様に祭典の順序に従って、外宮から内宮の順に参拝するのがツウです。
外宮へいったら、まず豊受大御神が祀られている正宮へ。
正宮では、個人の願いではなく、「日々の感謝」を神に伝えましょう。
正宮は、公の祭事や祈願をする神聖な場所になるため、感謝を伝えることが古くからの慣わしです。ただ、いろんな諸説があります。
伊勢神宮は、日本の格式の高い最高峰の神社と考えると、社会情勢や人々の幸福を願うことがふさわしいと考えています。
鳥居の中での撮影は禁止です。
正宮と同じ広さがあり、前回の遷宮まで社殿が立てられていた場所です。古殿地を見渡すことで、正宮の広さを実感でき、とても広くて驚きました。次の遷宮まで役割を静かに待っています。
お守りの中に納めてある小さな神札で、お守り袋を用意して身に付けます。健康や幸福の願いが込められています。
多くの神社に訪れていますが、身に付けるタイプの神札は珍しいです。また、一般的に神札は、自宅の神棚や、高いところで南向き、または東向きに祀ることがよいとされています。
伊勢神宮の御朱印はとてもシンプル!御朱印は参拝した証であるため、参拝後に頂くことが作法です。
https://www.isejingu.or.jp/about/geku/
伊勢の玄関となる駅です。
参宮急行電鉄の終着駅として昭和6年(1931年)に建設され、当時の面影を今でも残しています。平成13年(2001年)に国登録有形文化財として登録されています。
高架線ホームに対応した間口約120mほどの鉄骨鉄筋コンクリート3階建と建塔屋付きです。
外観はクリーム色のタイル,スペイン瓦によりスパニッシュ様式。元鉄道省建築課長の久野節(くのみさお:1882~1962)が設計をしました。
伊勢神宮は、皇族も参詣する神社でもあるため、駅の構造からも細部まで装飾が施されており見事でした。
外宮から徒歩1分圏内にある大正5年創業「伊勢うどんの老舗」です。
伊勢うどんを食べました。うどんが太いというのが特徴的です。うどんをすって食べるよりも嚙んで食べる感じです。
https://tabelog.com/mie/A2403/A240301/24001127/
お伊勢参りといえば!!「近鉄宇治山田駅」でいくことが多いです。伊勢市駅では、駅員さんにいうとシールがもらえます。
伊勢市、鳥羽駅、二見浦駅の記念シールです。
伊勢市から朝熊山(あさまやま)を通って、鳥羽市まで結ぶ全長16.3kmの有料道路です。山頂に向かっての道は、”天空のドライブウェイ”と呼ばれています。
伊勢平野や様々な島が浮かぶ太平洋をできるのが魅力の一つです。
山頂展望台では、「朝熊山頂売店」、「朝熊茶屋」(食事)といったお店や絶景を眺めることができる「展望足湯」、恋人の聖地としての「天空のポスト」など楽しむことができます。また、山頂付近には、伊勢神宮の鬼門を守る寺「朝熊岳金剛證寺」(あさまだけこんごうしょうじ)もあります。
山頂のドライブは、本当に楽しくてワクワクです。くねくね道で見通しも悪く、運転する際は気をつけてくださいね。
山頂に夕方の到着で短い時間の滞在でしたが、夕焼けと夜景がとても綺麗でした。夕日が沈んだ後はとても暗いので、足元には要注意です。
また、朝熊茶屋で買った天空ソフトクリームを食べましたが、クリームが濃厚で美味しいです。ただ、季節は秋で山頂は寒く暖房Maxで車内に避難しました。
営業時間
通行料金 (2023年12月1日現在)
アクセス ※料金所は2つあります。
https://www.iseshimaskyline.com/
実際に泊まった格安ゲストハウスを紹介します
お値段も1泊約4,000円で「大人の旅」には、ゲストハウスもありです。ゲストハウスは、15歳未満禁止などと年齢制限がある場合もあるのでご注意ください。
小さいお子さん連れの家族への気遣いや配慮も不要のため、気楽です。もちろん、ゲストハウスは見知らぬ人々が一緒の空間で泊まるので、貴重品の管理は、各自できちんとするようにしましょう。
今回宿泊した「THY GUEST HOUSE」は、令和2年(2020年)10月にオープンした新しい宿泊施設です。
オーナーさんが地元伊勢市出身の方です。
伊勢の観光パンフレットも充実しており、オーナーさんやスタッフさんにお尋ねするのもありですね。
結論!『安さの裏には【不便さ】もある』 !利用について十分に理解した上で宿泊利用が必要です。
伊勢旅行での、「外宮」、「観光スポット」、「ゲストハウス」を中心に紹介させて頂きました。
伊勢は、大自然の海と山に囲まれ、神が宿る神秘的な街です。また、伊勢志摩スカイラインといったドライブに最適なドライブコースもあります。ドライブでの旅行にはぜ外宮と訪れて普段みない新鮮な景色を楽しんでください。
出典・参考
余暇プランナー
webライター×webデザイナー。本業は、大学勤務。 大学で専攻した日本史を得意とし、主に城、神社仏閣、文化財、史跡、美術品、博物館、武将など専門性の高い記事を数多く執筆しています。また、元巫女という異色の経歴持ち、着付け・茶道の師範を持つ母の影響を受けて、日本茶や着物を好みます。 京都には月1ペースに訪れ、京都ゆかりの神社仏閣には特に詳しいです。日本の歴史や文化の魅力を専門的な立場から発信します!
お伊勢参り:昔の旅人の足跡をたどって伊勢神宮 外宮(げぐう)へ