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佐渡島は新潟市から西に約45km離れたところにある島です。島の全長は32kmあり、島全体が佐渡市です。人口は51,000人で海に囲まれた島ということから 漁業が盛ん 。また、豊かな土壌と本土よりも少ない積雪という特徴があるため、米作りやおけさ柿、ル・レクチェ(西洋梨の一種)などの果物栽培も盛んに行われています。
佐渡島へのアクセスは新潟県内にある2つの港のいずれかから船に乗って行きます。上越地方にある直江津港↔佐渡島の小木港を結ぶ 直江津航路 と下越地方にある新潟港↔佐渡島の両津港を結ぶ 新潟航路 があります。
お住まいのエリアによってアクセスしやすい航路は変わってきますが、関東、東北にお住まいの方は新潟航路がおすすめです!北陸、中部、関西にお住まいの方は直江津航路がアクセスしやすいのではないかと思います。
新潟航路と直江津航路は自家用車を乗せることのできる カーフェリー が就航しており、新潟航路は所要時間が約半分になる ジェットフォイル の就航があります。ご自身の予算やプランなどを考えた上でベストなアクセス方法を選んでみて下さい。
修学旅行生も多く訪れる佐渡島ですが、豊かな自然と歴史と伝統が長く守られている島です。わたし自身も修学旅行は佐渡島でしたが、 体験したり、見学できる楽しい観光スポット が多くありました。その中でもこの記事ではおすすめ定番観光スポットを2選ご紹介したいと思います。
佐渡島の観光といったら絶対に外せないのがこちら!!「 佐渡西川ゴールドパーク 」です。こちらは、金のことなら何でもわかる!見て、体験して楽しむ観光スポットです。資料館には、「金の島」といわれている佐渡島の金の展示がたくさんあります。見渡す限り、金!金!金!の金好きにはたまらない資料館です。
また、見るだけでなく体験も可能です。この体験施設が大人気で、お子さんが喜ぶこと間違いなしの「 砂金採り体験 」ができます。誰でも簡単に採れるので、小さなお子様でもママパパと一緒に体験可能。しかも、採った砂金はその場で加工してくれてお土産にできます!キーホルダー・ペンダント・ストラップは各1個1,500円で記念カードは500円です。自分で採った砂金をお土産にできるので家族で盛り上がること間違いなしですよね。
館内には、種類豊富な土産物店もありますのでお土産購入のスポットにも最適です。
http://www.e-sadonet.tv/goldpark/
次におすすめするのは、こちらも定番の観光スポット「 佐渡金山 」です。こちらはなんと、1601年にわずか3人の山師によって開山されたと伝えられている山です。1603年には徳川幕府直轄の天領として佐渡奉行所が置かれ、小判の製造も行われ江戸幕府の財政を支えていたともいわれています。平成元年(1989年)3月に資源枯渇のため操業を休止してしまいましたが、現在もその跡地がそのまま残っていますので見学することができる観光スポットになっており、こちらも定番スポットとして知られています。
こちらは史跡佐渡金山を堪能できる観光コースを各種用意!要予約の5つのコースがあります。その中でもおすすめなのは「 ISLAND MIRRORGEコース 」です。最先端技術が集約された「 MRグラス 」をかけて坑道内を散策します。プロジェクションマッピングと融合しており、今までに見たことのないような幻想的な景色が目の前に広がって、まさに夢の中にいるような空間を味わうことができます。こちらは暗い坑道を歩きますので、小さなお子様が参加される際は十分にお気をつけ下さい。
そして佐渡金山に行ったらぜひ挑戦していただきたいのが「 金塊取り出しチャレンジ 」です!アクリルケースの中に入っている時価総額1億円以上、12.5kgの金の延べ棒を金塊の底辺と同じくらいの幅の穴から30秒以内に取り出すというチャレンジです。文字で説明するとなんとも簡単そうなチャレンジですが、これが本当に難しい!何度か挑戦したことがあるのですが成功したことは未だにありません。過去に一度だけ、成功されている方を見たことがありますが周囲から拍手が起こるほどの偉業です。成功者には景品もあるようなので訪れた際にはぜひ挑戦してみて下さい。
海に囲まれた佐渡島は透明度の高い綺麗な海が続いておりますので、 夏の海水浴もおすすめ です!監視員が常駐する佐渡市指定海水浴場は7つあり、安心して海水浴が楽しめます。令和5年度の佐渡市指定海水浴場の 遊泳期間は、7月15日(土)~8月20日(日) ですので、期間内に佐渡島に行く方はぜひ海水浴も楽しんでみて下さい。
佐渡島は観光、海だけではない・・・旅行の醍醐味といえばやはり「食」!その「食」についても佐渡島はしっかりと応えてくれます。その中でもわたしが佐渡に行ったら絶対に食べてほしい名産品を紹介します。
新潟に来たら欠かせないのが「 南蛮エビ 」です。通常、甘エビと呼ばれていますが、鮮やかな赤色と形が唐辛子に似ていることから新潟では、南蛮エビと呼ばれるようになりました。南蛮エビはとても甘いので刺身や寿司のネタとして特に人気があるようです。甘エビがあまり得意でないわたしも、この甘さにはびっくり、箸が止まりませんでした。
かわいい旗が目印の心のこちらのどんぶりは「 佐渡天然ブリカツ丼 」です。このブリカツ丼は米やタレまでとことん佐渡産にこだわったどんぶりです。「大漁旗」といわれている旗を立てるというルールがあるようで、このルールを守ったどんぶりこそが佐渡天然ブリカツ丼として認められます。特に、旬の冬に食べるブリカツは脂ののりが違います!そして甘めのタレはご飯がさらに進みます。島内の飲食店で数多くメニューとしてありますのでぜひご賞味下さい。
佐渡の民謡「佐渡おけさ」が由来となっている「 おけさ柿 」は9月下旬~11月中旬にかけて食べられる佐渡を代表する果物です。甘くて種のない食べやすい柿なので子どもから大人まで大人気です。他品種の柿と比べて濃いオレンジ色でその色の濃さが特徴にもなっています。島民以外にも新潟県民の柿=おけさ柿というくらい県内ではメジャーな果物でスーパーなどで見かけると「もう秋が来たな」と思わせてくれる柿です。
いかがでしたでしょうか。まだまだ魅力がたくさんの佐渡島です。観光スポットは 見るだけでなく、体験できるスポットが多い のでお子様連れを中心に楽しめること間違いなし!たくさん遊んだ後は美味しい食べ物で、心も体も満たされます。
今まで佐渡島の旅行を迷っていた方がこの記事を読んで旅行先の候補地の一つに入れてくださると嬉しいです。ぜひこの夏は佐渡島に行って思いっきり遊んで来ちゃいましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
余暇プランナー
キャンプと旅行が大好きな関東在住2児の母です。母以上にしっかりした娘と甘えん坊な息子と主人と毎日楽しく過ごしています。数年前にファミリーキャンパーの仲間入りを果たしました。キャンプで食べるカレーが大好物です。幼い頃から母によくいろいろなところに連れて行ってもらった影響もあり、とにかく旅行好きで、常に「どこかに行きたい!」と計画を立てています。旅行の行程表を作成するもの好きで旅行前からワクワクが止まらないわたしが、今一番行きたいのは沖縄です。YOKKAでは、旅行体験記も含め様々な旅行情報をお届けします!
【新潟・佐渡島】観光スポット2選&グルメ3選~綺麗な海と美味しい食事が味わえる島~