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世界的なコーヒーの街メルボルン。個人経営カフェの軒数はおよそ2万店舗!大手スターバックスが撤退するほど独自のコーヒー文化が根付いています。はじまりは、コーヒーパレス運動と呼ばれるお酒の代わりにコーヒーを飲むようにした禁酒運動です。しかし、当時はそれほど浸透しませんでした。第二次世界大戦後、イタリアやギリシャの移民が移り住んできたことで、エスプレッソベースのコーヒーはブームとなりコーヒー文化は一気に広がりました。
日本とは異なり多くのカフェが 早朝にオープンし、15時に閉店 します。人気店だと1日700杯以上提供するほど、コーヒーは生活の一部になっています。メルボルンでは、エスプレッソベースのコーヒーが基本。スペシャリティーコーヒーを扱うカフェではハンドドリップのコーヒーを提供していることもあります。 フィルターコーヒー用の豆の焙煎は浅煎りが多く、日本よりはライトな味わい と考えておくとよいでしょう。エスプレッソとフィルター用の別々にあることがほとんどです。
お店のメニューには「White」「Black」という表記しかない場合があります。 Whiteとはラテなどのエスプレッソ+ミルクのコーヒー。Blackはミルクなしのエスプレッソベースのコーヒーのことです。メニューにラテやカプチーノが載っていなくていなくても、ちゃんと注文できるので安心してください。
裏路地に位置するSmall Batchは、メルボルンだけではなく 世界中のコーヒー好きが集まるコーヒーショップ です。もちろん、店内で焙煎もしています。ホワイトコーヒーとバッチブリューのどちらも最高に美味しいコーヒーが味わえますよ。
もちろん時期によって取り扱うコーヒー豆は変わりますが、コロンビアのコーヒー豆が多い印象です。 塩キャラメルのような丸い甘みと、塩味も感じられるバランスのとれたラテ は個人的にメルボルンNo.1のラテです。パンも絶品で、限定で販売されるティラミスデニッシュは行列ができるほどの人気です。
世界のラテアートチャンピオンを輩出 したONA Coffee。味はもちろん、ラテアートの美しさもトップクラスです。コーヒーのメニュー表はまるでフードメニューのような厚さで、何を頼めばいいか迷ってしまうほどのオプションの数があります。コーヒー好きは興奮せずにはいられないはず!
コーヒーに詳しくなくても、スタッフの方がしっかり説明や提案をしてくれますよ。コーヒーをいれるバーエリアを囲むようにカウンター席が位置しているので、コーヒーをいれる様子をじっくり見られます。コーヒーのレッスンやコーヒーのテイスティング・カッピングセッションが定期的に開催されています。コーヒーについてももっと知りたい!という方に最高のカフェです。
https://www.onacoffeemelbourne.com/
メルボルンで最も人気で美味しいコーヒーは?と現地の人に聞くと必ず名前が上がるのが「Patricia」。 広くはない店内ですが、常に列ができ賑わっています。コーヒー片手に同僚・友達・家族とのおしゃべりを楽しむメルボルンの日常が広がっています。
いつ行っても、どんなに忙しいそうでもコーヒーのクオリティーは変わりません。いつも美味しいコーヒーを提供する、簡単そうに聞こえるけれど実は難しいことを当たり前にやるのがPatricia。 エスプレッソはPatriciaブレンドとシーズナルのシングルオリジンの2種類 が用意されています。もちろんスタッフの方がどんな味わいかしっかり説明してくれますよ。
https://www.patriciacoffee.com.au/
2024年にオープンしたばかりのProject Zero Coffeeは、コーヒー激戦区メルボルンの中で 今最もアツいコーヒーショップ です。メルボルンのコーヒー好きやバリスタの中で話題になっています。世界チャンピオンがゲストバリスタとしてコーヒーをいれる日もありますよ。
まだまだ珍しい 中国のコーヒー豆 を取り扱うCarela。お茶のようにすっきりとして華やかな味わいのコーヒーは、なかなかお目にかかれません。そしてCarelaにきたら絶対に飲んでほしいのは、White Rabbitというエスプレッソ。 White Rabbitのラテはまるでホワイトチョコレートのような甘いラテ。 一度飲んだら忘れられなくなります!
コーヒーの街メルボルンは、世界中のコーヒー好きが憧れる街です。しかし、コーヒーが好きじゃない方にとっても一度その魅力を知ればきっとハマるはず!ぜひメルボルンでコーヒーの魅力を体験してみてください。
https://www.veltra.com/jp/oceania/australia/melbourne/?sid=1554
余暇プランナー
フリーライターのAyakaと申します。旅行会社での勤務経験があります。 旅とカフェ巡りと焼き菓子が大好きな道産子です。 現在は地元の北海道を離れ、メルボルン生活を楽しんでいます!
現地バリスタが徹底解説!コーヒーの街メルボルンで人気のお店5選