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梅小路公園の中にある京都水族館は、生きものや自然とのつながりを重視した水族館。 イルカやペンギンをはじめ、京都の川や海に住むオオサンショウウオなど、多くの生きものたちが飼育展示 されています。
館内では、パフォーマンス以外の時間にもイルカが見られ、ペンギンは水中と陸上の両方の様子を観察できるなど、いろいろな角度から生きものの様子が楽しめます。
特に必見なのは、2階にある 「クラゲワンダー」 です。西日本最多の約30種5,000匹ものクラゲが展示されており、アーチ状の360度パノラマ水槽ではミズクラゲが漂う青い世界が非常に幻想的な雰囲気を演出しています。
また、館内にある 「ハーベストカフェ」「かいじゅうカフェ」「スタジアムカフェ」 の3か所にも注目。「 オオサンショウウオ肉まん」や「ペンギンおにぎり」 など、見た目に癒されながら小腹も満たせるメニューが提供されています。
https://www.kyoto-aquarium.com/index.html
京都国際マンガミュージアムは、世界から注目されるマンガ文化への調査研究を目的に開館された文化施設です。江戸時代の浮世絵から明治から昭和初期にかけての雑誌、戦後から現在までの人気作品や海外の作品など、約30万点を資料として集めています。
館内全体に1970年代以降に発行された 約5万冊のマンガ が収められた本棚があり、自由に読めるようになっているのが特徴です。少年向けや少女向けなどで階ごとに大きくジャンル分けされ、作家のあいうえお順で並んでいます。 紙芝居や似顔絵コーナーが開催される日もある ので、マンガファンにぴったりの場所です。
1階の入口の手前には 「前田珈琲」 があり、モーニングやランチ、スイーツをいただけます。レトロな雰囲気の店内の 壁面には、マンガ家直筆のサインやイラストが描かれている ので要チェックです。チケット提示で再入場できるので、休憩をはさみながら1日中マンガに浸れますよ。
世界にある水族館の中でも最大級を誇る海遊館。8階建ての広い関内の中に、常設で太平洋とその周辺の自然環境を再現したエリアが展開され、それぞれの場所で生きる多くの生きものたちの暮らしを見られます。
海遊館の見どころは、なんと言っても水槽の種類の多さでしょう。 ペンギンの住む「南極大陸」、イルカが泳ぐ「タスマン海」、堂々としたジンベエザメが印象的な「太平洋」 など、生きものの種類も豊富です。 「アクアゲート」 では一面ブルーの世界に色鮮やかな熱帯魚たちが映える光景が楽しめ、宇宙空間のような空間でクラゲの魅力が堪能できる 「海月銀河」 も見逃せません。生きものたちの健康管理のためにトレーニングやエサを食べる姿も見られますよ。
意外に知られていないのが、 17時以降の海遊館はまた違った雰囲気が楽しめる こと。照明とBGMが変わり、深いブルーと月明かりが差し込む神秘的な夜の海の美しさが広がります。
大阪府池田市は、普段食べているインスタントラーメンの発祥地。カップヌードルミュージアムでは、1958年に安藤百福によって「チキンラーメン」が生み出されたことを皮切りに、世界中で愛されるまでに至った歴史などを伝えています。
まず圧巻の見どころは、 約800種類のパッケージで埋め尽くした「インスタントラーメン・トンネル」 でしょう。これまでインスタントラーメンが歩んできた軌跡を一望できます。各国の年間消費量を現地のパッケージとともに表現した 「世界のインスタントラーメン」 や、カップヌードルの秘密がわかる「 カップヌードルドラマシアター」 なども必見です。
また、 「マイカップヌードルファクトリー」 にも注目です。自分でカップをデザインし、自分好みのスープとトッピングの具材を組み合わせたオリジナルのカップヌードルが作れます。インスタントラーメン好きなら一度は行ってみてください。
https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/osaka_ikeda/
アトアは、アクアリウムとアートを組み合わせて映画や舞台のワンシーンのような空間演出が独特な水族館です。
約60基ある水槽はゾーンのテーマに合わせてデザインされており、 国内で最大の球体水槽 や、水面を歩いている気分に浸れる ガラス床水槽 など形からこだわられたものばかり。それらが舞台美術やデジタルアート、音・光・香りなどの五感を刺激する要素と融合し、 臨場感のある幻想的で美しい世界観 が広がります。水槽の中にいる生きものたちの造形美や神秘性をより引き出す演出が、 これまでにはない新感覚の体験ができると話題 のスポットです。
1F出口からつながっている フードホール にも立ち寄りましょう。中央にあるバーからは、 クラフトビールの「六甲ビール」12種類やノンアルコールを含めたドリンクをアトアの巨大水槽を見上げながら楽しめる スポットとなっています。
戦後の日本において数々の名作を生み出した、「マンガの神様」とも呼ばれる手塚治虫先生。先生が生み出してきた世界観を肌で感じられるのが手塚治虫記念館です。1階・2階・G階で構成された館内の至るところで、先生の作品にいろいろな角度から触れられます。
館内に足を踏み入れると、 『リボンの騎士』の王宮をイメージしたエントランス に出迎えられます。 『火の鳥(未来編)』の生命維持装置が展示カプセルとしてずらりと並ぶ常設展示室 など、建物の外観から細部に至るまで先生へのオマージュが強く感じられるスポットです。
また、 2階のライブラリーでは約2,000冊の書籍が閲覧でき、アニメ作品のほとんどが視聴できる ので、年齢を問わず作品が楽しめるようになっています。G階にある 「アニメ工房」 で好きな絵を選んでストーリーを作成したり、塗り絵を楽しんだりできる体験コーナーも面白いですよ。
https://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/
天気が悪い日は、それだけで気分が憂鬱になりやすいもの。しかし、水族館の青い世界に浸ってみたり、自分や家族などの趣味に合いそうな美術館・博物館を訪れてみたりと、関西にはたくさんの魅力的な屋内スポットがあります。ぜひこの記事を参考に、雨の日でも充実した時間を過ごしてみてください。
出発・参考
余暇プランナー
1987年生まれの和歌山県在住のフリーライター、C.Wakisakaと申します。季節の風景・歴史・スイーツが好きで、カメラを持ってよくおでかけしています。関西を中心に一人旅や家族で日帰り旅行をするのが大抵ですが、時には夜行バスを使っての東京への弾丸日帰り旅行も。海外旅行はマカオ・パリ・南ドイツ周遊の経験があり、特にドラクエの雰囲気やメルヘンらしさを感じられるドイツを愛しています。「行ってみたい!」と思える情報を発信できればと思っています。
【2023年】雨の日のおでかけにイチオシ!関西にある屋内スポット6選