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皆さんこんにちは!ライターMiruです。
死海はヨルダンとイスラエルを跨ぐ大きな塩湖で、海抜‐400mと世界一低い場所ともいわれています。過去は海であったため水が蒸発して塩分が濃くなった湖は、入るとぷかぷかと浮けることで有名です。
今回はヨルダン側から行く死海についてと、死海に来たなら是非寄りたいその他おすすめ近隣観光スポットを同時にご紹介します。
死海へは首都アンマンからは車で1時間ほどで行くことができ、交通手段としては JETTバスがおすすめ です。往復15JOD(約2,800円/2023年5月7日現在)、片道では10JOD(約1,900円/2023年5月7日現在)でした。出発時間は朝の8時半、往路は夕方16時の便のみです。乗り場はアンマンのアブダリにあるJETTバスオフィスと7thサークルオフィスの2か所より選べ、 降り場は行く予定のホテルや浴場を伝えると降ろしてもらえる ので、事前に死海のどこへいくか調べておくと良いでしょう。
タクシーやウーバーで行くことも可能ですが、長距離なため高額になってしまうこと、運転手にお断りされることもありコストパフォーマンスはあまりよくありません。また、死海のみでなく近辺にも自由に動きたい場合はレンタカーもおすすめです。
もしくは ツアーに参加 すれば、ヨルダン観光のプロがスムーズにすべて手配してくれるので、旅慣れしていない方は使用すると一番安心で便利です。
死海で浮遊体験する方法は3通りあるのでお好みの方法を利用してください。
一つ目は公共ビーチを利用する方法で、「アンマンビーチ(Amman beach)」が公共ビーチの代表ですが、現在は 臨時休業中 との情報があるので事前に情報を確認してください。公共と言っても残念ながら無料ではなく入場料が必要です。 入場料は平均20JOD (約3,800円/2023年5月7日現在)前後と、安くはないですが、最低限のサービスであることからほかに比べ一番安く楽しめる方法です。ただし、 タオルなどは有料貸出 となるので節約派の方は持参しましょう。
また、公共ビーチとほぼ同じお値段でホテルビーチのゲスト利用する方法も可能なのでおすすめ。
20JOD(約3,800円/2023年5月7日現在)で入場+ビュッフェランチ(飲み物は別料金)付き。
筆者はこちらに訪れました。こちらはホテルのビーチですが、20JOD(約3,800円/2023年5月7日現在)でホテル内のプールも利用可+ビュッフェランチ(飲み物は別料金)付きでした。死海沿いビーチの中でもアンマンから特に近い位置にありアクセスも良いのでおすすめです。
死海沿岸部には沢山の高級リゾートホテルが並んでいます。これらの中にも専用ビーチがあり宿泊者は使い放題で、宿泊せずゲスト利用も可能です。ゲスト利用での 入場料は大体25~40JOD (約4,700~7,500円/2023年5月7日現在)ですので、各施設のホームページなどでチェックしてください。しかしゲスト利用でも安くはないので、宿泊したほうが総合的にお得ではあると思います。豪華なインフィニティプールがあったり、朝食ビュッフェがついていたり、質の良い泥が用意されていたりと至れり尽くせり。たまには奮発してゆっくりリゾート気分を味わうも良いのではないでしょうか。
塩分濃度なんと30%超えと非常に高いため、身体がぷかぷかと浮く不思議な体験ができます。ただし、塩分が強いので皮膚への刺激が強くヒリヒリしてきますので、 浮いている時間は20分までが推奨 されています。
*くれぐれも 目に水が入らないよう に気を付けてください。また、切り傷口なども注意が必要です。海水浴となると前日に体毛の処理をしたくなる人も多いと思いますが、これもかなり染みて楽しむどころでなくなってしまいますので直前の シェービングは避けましょう 。
死海で浮いた後は、死海のミネラルたっぷりの泥でパックを楽しみましょう。泥は基本的にビーチに設置されていますが、街中で買ったものを持参しても構いません。全身真っ黒な姿は何とも面白い光景です。こちらも 塗って20分放置 し、その後は死海に再び入って洗い流しましょう。すると、うるうるつやつやのしっとりお肌が完成です。
*水着に付くと、素材によっては泥が落ちにくい場合があるので気を付けましょう。
*最後には真水のシャワーをきちんと浴びてくださいね。
死海まで行ったならば、時間があれば是非訪れてほしいのが「ハママト・マイン」という温泉滝です。こちらでは自然温泉を楽しむことができます。大きな滝が3つほど連なっており、滝修行する人々の姿が見られます。水温も丁度良く身体が温まります。
*地元民の方も多く、ヨルダンはイスラム国家であるため 女性は露出の多い水着の場合はTシャツや短パンなどを上から着ることをおすすめ します。
もう一つおすすめは「ワディ・ムジブ」。こちらはハママト・マインより更に死海から距離が遠くなりますが、ペトラのような壮大な渓谷に死海の水が流れ込む場所で キャニオニングアドベンチャー体験 ができます。ここでは自然のすごさを感じることができます。まだあまり観光客に知られていませんが魅力たっぷりですので、観光地化されていない今がチャンス。自力で行くのはなかなか難しいので ツアー申込をすることをおすすめ します。
*水に入る体験は 夏季のみの開催 ですのでご注意を。(冬もハイキングコースはあります。)
今回はヨルダンの死海とその周辺についての紹介をしました。アンマンから日帰りでも十分楽しめますが、キャニオニングなどじっくり満喫したい方は1泊するといいですね。しっかり計画を立てて死海を楽しんできてください!
https://www.veltra.com/jp/mideast/jordan/?sid=1554
余暇プランナー
エジプト在住歴3年半、本業はカイロオペラハウス所属のプロバレリーナ。大阪で生まれ育った関西人です。 ロシアやアメリカに留学経験もあり、国内外旅行好き。 海外生活での体験を活かし、観光やグルメなどの記事をメインに皆様に共有できればと思っております。 よろしくお願いいたします。
【2023年版】不思議な浮遊体験を♪ ヨルダンの死海へ行こう!行き方やおすすめビーチ6選&観光スポット2選