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坂東市にあるミュージアムパーク 茨城県自然博物館は、 東京ドーム約3.4個分の敷地を持つ日本最大級の自然博物館 です。人と自然の関わりや、共生の大切さをテーマにしており、毎年約40万人が訪れる人気スポットになっています。
博物館に入ると、松花江(しょうかこう)マンモスとヌオエロサウルスの骨格化石レプリカがお出迎え。メインとなる5つの展示室では、宇宙や地球の生い立ち、自然や生命の仕組みなどが、ストーリー性を持って展示されています。
海や川の魚を紹介するコーナーでは、生きた魚が展示されており、小さな水族館のよう。 豊富な展示資料とジオラマで、アトラクション感覚で楽しく学べますよ!
敷地内には野外施設もあり、博物館の展示で学んだことを、自然を体験しながら復習できます。年に数回の企画展示・特別展示や、観察会などの定期的なイベントもあるので、何度訪れても楽しめますよ。
館内でも特に人気が高いのが、ティラノサウルスやトリケラトプスなどの恐竜ロボットの展示です。声や動作がリアルで、まるで生きているかのような迫力があります。
最新の研究成果を反映しており、2017年に行われたリニューアルで、ティラノサウルスは身体の一部に羽毛が生えた姿になりました。 今後、新たな学説が発表されることで、再び恐竜ロボットの姿が変わるかもしれません。
https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/
水戸市にある徳川ミュージアムは、 水戸徳川家のまとまった資料が見られる唯一の博物館 です。徳川家ゆかりの品が約3万点、水戸光圀が「大日本史」作成のために全国から集めた文書が約3万点収蔵されています。
大日本史は、旧水戸藩が200年以上かけて編集・構成した歴史書で、明治時代に完成しました。 徳川ミュージアムに収蔵されたコレクションの数々は、日本の芸術や歴史において非常に貴重な資料となっています。
水戸黄門が使っていた印籠をはじめ、鎧や刀剣、茶器や絵画などが展示されており、歴史にあまり詳しくない人でも楽しめますよ。
大人気ゲーム「刀剣乱舞」に登場する名刀「燭台切光忠」も展示 されているので、刀剣ファンの方はぜひ一度訪れてみることをおすすめします!
地質標本館は、つくば市にある 日本で唯一の地学専門の博物館 です。1882年の地質研究所設立から140年以上続く調査・研究の成果を展示しており、日本の地質や鉱物、化石や地球環境など、地学について総体的に学ぶことができます。
展示資料がとても豊富で、古代の哺乳類「デスモスチルス」の骨格復元模型や、アンモナイトの化石、世界最古の岩石など、どれも見ているだけでわくわくするものばかり。
世界の珍しい鉱物もたくさん展示されており、美しい煌めきを放つ鉱物の数々に、思わずうっとりしてしまいます。
館内にあるアンモナイトを模した螺旋階段は、デザインや色合いが美しい隠れフォトスポットです。
茨城県近代美術館は、水戸市の千波湖のほとりにある美術館です。 横山大観など茨城にゆかりのある作家の作品を展示 しており、現在茨城で活躍している作家の作品も鑑賞できます。
他にも、モネやルノワールなど、日本の画家たちに多大な影響を与えた西洋の美術作品や、国内の著名な近現代美術のアーティストの作品も収集。美術館は湖畔の静かな場所に建っており、落ち着いた雰囲気の中で美術鑑賞を楽しめます。
入館料も、一般大人で320円とリーズナブル。 公式ホームページに割引券が掲示されており、受付にて割引券の印刷ページを提示、またはスマホで割引券の画面を見せることで、1枚につき4名まで団体料金に割引できますよ!
https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
つくば市にあるつくばエキスポセンターは、 屋外に立つH-IIロケットの実物大模型が目印の科学館 です。宇宙や深海、エネルギーについて、見たり触れたりしながら楽しく学べます。
1階の「おもしろサイエンスゾーン」は、光や電気など身近にある科学の面白さを体感できるコーナー。大人気の「シャボン玉の壁」では、大人も子供も一緒に大きなシャボン玉に入って楽しめますよ。
2階の展示場では、宇宙服や月面探査機、深海調査挺などを展示。 大人向けと子供向けでテーマが分かれており、子供は「科学の面白さ」を、大人は「科学技術がもたらす未来」について学ぶことができます。
2020年にプラネタリウムがリニューアルされ、映像が大幅にパワーアップ。膨大なデータベースやシミュレーションによって、より臨場感溢れる映像で宇宙を体験できるようになりました。
館内には、 1985年のつくば万博で建設され、当時世界最大だったプラネタリムの装置も展示 されていますよ。
茨城県きのこ博士館は、那珂市にある茨城県植物園に隣接した博物館で、きのこや森について学ぶことができます。8つの展示室では、きのこや山菜など、森林で生産される木材以外の産物や、森の生態系について、映像や模型でわかりやすく解説されています。
館内の真ん中には巨大な木がそびえており、木の周辺には巨大キノコの姿も。 館内全体が幻想的にライトアップされ、まるでおとぎの国に来たかのような気分に浸れます。
玄関を出て右奥に展望デッキへと続く階段があり、展望デッキの先に「幸せの鐘」があります。幸せの鐘は誰でも自由に鳴らせるので、訪れた記念にぜひ鳴らしてみましょう!
https://www.ibaraki-shokubutuen.jp/shisetsuannai/kinokohakase
大洗カジキミュージアムは、大洗町にあるカジキ専門の海洋博物館です。
実は、 大洗町の付近にある鹿島灘は、日本一のカジキの宝庫で、カジキ釣りの国際大会が開かれるほど。 しかし、国内にはあまり知られておらず、「カジキの宝庫・大洗町」を全国にアピールするため同施設が設立されました。
カジキに関する様々な展示品を無料で閲覧できるほか、シミュレーターでカジキ釣りの体験もできます。ミュージアム内には食堂があり、 カジキハンバーガーやカジキカレーなどのカジキ料理をリーズナブルな価格で楽しめますよ!
カジキ釣りはもちろん、釣りにあまり詳しくない人でも楽しめるおすすめスポットです。
https://www.umi-no-warabe.com/
小美玉市にあるひょうたん美術館は、ひょうたん・武具・古美術をなどを展示している美術館です。館長が60年かけて全国各地から集めたひょうたんを展示しており、鎌倉時代・江戸時代のひょうたんや、珍しいひょうたんを見ることができます。
収蔵されているひょうたんは2万点。 大小いろんなサイズのひょうたんが並び、ひょうたんをモチーフにした工芸品や美術品も展示されています。 刺繍の着物や刀剣、火縄銃などの展示物もあり、実際に火縄銃を持つこともできますよ!
敷地内に緑の庭園もあり、牡丹・梅・金木犀などの庭木を楽しめます。ひょうたんの販売コーナーもあり、ひょうたん作り用のひもや栓、ひょうたんストラップなども購入できるので、お土産に一つ買ってみてはいかがでしょうか。
茨城には様々な分野のミュージアムがあり、どの施設も訪れた人の知的好奇心を高めてくれるような、素敵な魅力に溢れています。
今回ご紹介したもの以外にも、茨城には個性的でユニークなミュージアムがたくさんあるので、興味がある方は、ぜひ週末に茨城のミュージアムへ遊びに行ってみてください。
出典・参考
余暇プランナー
茨城在住のフリーのwebライターです。料理やイラスト、近場の街を散策するのが趣味。最近はガーデニングに興味があり、いつかは自家製ハーブで料理を作ったり、庭で採れた花でスワッグを作ってみたい。関東エリアを中心に、国内のおすすめスポット情報を発信。国内旅行の楽しさや、日本のいろんな場所の魅力をお届けできるよう頑張ります。
休日に行きたい!茨城のおすすめミュージアム8選~子供から大人まで学びがいっぱい!~