- 週間ランキング
日本から 15,000kmという離れた距離 にあるイースター島。
筆者は、謎に満ちたモアイ像はもちろん、島の美しい自然に魅了され二回も足を運んでしまいました。
ちょっと行きづらいけれど、機会があれば是非行ってほしいスポットをシェアしたいと思います。
『大きな島』という意味を持つラパ・ヌイ国立公園は、 世界遺産に登録されている一番の観光スポット 。
7世紀から1000年ほどかけて作られた900体ほどのモアイ像が美しい状態でそのまま残っている場所です。
特に、モアイが製作されていたとされる『ラノララク』という石切場跡は『モアイの製造工場』と呼ばれ色々な形のモアイが見られます。
土から顔だけ出しているモアイや正座モアイ、横たわるモアイに製作途中のモアイととにかくモアイだらけ。
人生でこんなにモアイにまみれる事ってないんじゃないかってくらい堪能できる見ごたえ抜群の場所ですよ。
イースター島の海は、近くに人が住んでいる島がなく強い海流のおかげで透明度が抜群なんです。
島の北東海岸にあるアナケアビーチという浜は、抜けるような深く鮮やかな青い海と白砂が美しく、ヤシの木が生えている絶好のロマンチックスポット。
ここにもモアイが数体並んでいるのですが、とにかく写真が映えるのでメモリアルフォトが撮れるはず。
そして、もしあなたがライセンスを持っているのであれば、ダイビングにも挑戦してみましょう。
昔、島の人が祖父の思い出を残すために沈めたというコンクリート製のモアイ像を見る事ができるかもしれません。
『王の港』という意味を持つアフ・トンガリキ。
イースター島最大の遺跡で、 長さ100mのアフと呼ばれる台座15体のモアイ像が並ぶ光景は圧巻。
一番大きなモアイは高さ5mで、なんと50トンもの重さがあるんだとか。
1960年のチリ沖大地震によって倒れてしまったモアイを、日本の会社『TADANO』がクレーンなどを援助して沿岸沿いに立て直したお話は有名です。
このことがきっかけで、イースター島は海外で初めてモアイを復刻する許可を出し、完全復刻版モアイが宮崎に誕生したのです。
人口は4000人弱が暮らすイースター島の人々はほとんどがローマカトリック教徒。
村の中心部にあるハンガロア教会では、毎週日曜朝10時頃になるとミサが行われるのですがこれが本当に素晴らしくて感動しました。
現地の言葉ラパヌイ語で歌われる、 世界でも珍しいポリネシアンリズムの讃美歌は鳥肌が立ちました。
初めて会った島民と手を繋いで歌い、ミサ終了後の帰り道に司祭さんとお話をしたのは心が温まる思い出です。
絶海の孤島と呼ばれるイースター島にも郵便局があります。
せっかくなのでここから日本にいる家族や友人、恋人にお手紙を送ってみてはいかがでしょうか。
大体2~3週間で届くそうですよ。
郵便局ではモアイモチーフの珍しい切手やポストカードが売られていたり、モアイのスタンプが押せたりします。
私はここでモアイの絵葉書を購入して、 島でお世話になった旅人にメッセージを書いて渡したところ大変喜ばれました。
旅先から届くお手紙ってロマンに溢れてますよね!
1986年に日本の凸版印刷の援助を受けて建てられたという博物館。
島の至る所から収集された骨とう品やモアイ像などが展示され、 イースター島の歴史を知るのに良いスポットです。
特に珍しいモアイの目玉の複製や女性のモアイなどは一見の価値あり!
受付で日本語の説明文を借りることができるので、英語が読めなくても楽しめますよ。
フラッシュを使わなければ撮影可能なので思い出を沢山残しましょう。
忘れてはいけないのが、イースター島に来た記念にお土産を購入すること。
この島でしか買えないモアイ像グッズが沢山手に入るので、帰国する前に是非覗いてみてください。
モアイ像そのものはもちろん、モアイ像モチーフのノートやTシャツ、お酒やチョコレート、アクセサリーととにかく種類が豊富。
珍しいものだとイースター島のはちみつ等も売っています。
島の中に蜂の養蜂場があり、そこのミツバチ達はグァバやパパイヤ等、花の蜜を集めているそうで南国らしいはちみつに仕上がっています。
イースター島には、直径1600m、推進5~11mの巨大なカルデラ湖があります。
島の水源の一つにもなっていて、湖面に生えるトトラという浮草と湖の青色のコントラストが美しい場所。
ラノカウ展望台という所から見えるのですが、 火口湖越しの海がまた素晴らしい絶景なんです。
イースター島自体北海道の利尻島程の大きさしかないのですが、このスケールの自然を満喫できるのは奇跡に近いのではないかと思います。
こちらの景色を見るためには、少々高低差のある道を上る必要があるので歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
2回イースター島を訪れた経験がある筆者の一番のおすすめは、実は夕日と朝焼けだったりします。
宿泊施設が多いハンガロア村から歩いて行けるタハイ遺跡は、 イースター島の夕日スポットとして有名。
夕暮れ時には大勢の観光客がカメラを持って訪れたり、地元の人々がホッと一息つく時間を過ごしたりと様々。
数体並ぶモアイの後ろを真っ赤に燃える太陽が沈んでいく様は、行ってみた人にしかわからない何とも言えない感動があります。
イースター島の夜はとっても暗いので、星空鑑賞にも向いています。
肉眼はもちろん、写真初心者の私でも満点の星空をカメラに収めることができました。
エンタメが好きな人はイースター島名物のカリカリダンスは必見です。
伝統舞踊を堪能できるこちらのショータイムでは、民族衣装を来たダンサーさんの踊りを見たり一緒に踊ったりすることができます。
運が良ければ非常に美しい筋肉の男性と舞台の上で一緒に踊れるかも知れません。(筆者は見事指名を受けてカリカリダンスを体験できました。)
ショー自体は1時間程度で、 終わった後はダンサーさん達と写真を撮れるサービスがあります。
公演は週3回なので、開催日を確認してから行きましょう!
いかがでしたか?
モアイ以外にも見どころいっぱいのイースター島は、本当に異国情緒溢れる魅力的な島。
日本からは少し遠い場所ではありますが、癒されたい人、冒険したい人にはピッタリかと思います。
長期休みが取れた際にはぜひ行ってみてくださいね!
https://www.veltra.com/jp/latin_america/chile/ctg/168460:Easter_Island?sid=1554
余暇プランナー
姉妹フリーライター(複数メディア運営中)。 『自分の感性を刺激する』『人生を豊かにする』をモットーに旅やおでかけの楽しさを随時発信中。 学生時代のバックパッカー経験を通じて旅の魅力に憑りつかれ、今でも暇を見つけては各国を放浪しています。 特に好きな国は、インド、チリ、ルーマニア。 紅茶とアフタヌーンティーが三度の飯よりも大好きな食いしん坊で、海外では一ヶ国につき一度は高級ホテルでアフタヌーンティーをするのがマイルール。 アートにも興味があり、絵本やイラスト・動画制作等の創作活動も行っています。
モアイに会える!イースター島を目一杯楽しめる観光スポットまとめ