- 週間ランキング
三方を海に囲まれた銚子は利根川をはさんで茨城県と接しています。
銚子は古くから漁港として開かれていましたが、利根川が銚子から太平洋に注ぐ事業が完成すると利根川水運の中継地としても栄えるようになりました。銚子市のさまざまな魅力をお伝えします。
銚子半島は太平洋に突き出した岬で海岸線沿いにはさまざまな絶景ポイントがあり、訪れる人々を魅了します。 白亜紀浅海堆積物 や 屛風ヶ浦 といった地層学的にも有名なスポットも存在し、10万~300万年前の地層が約1万年かけて作られた複雑な地層構造も見ることができます。
銚子のお土産と言えば美味しい お魚 はもちろん、その魚を使った 干物 ・銚子で作られた お醤油 ・ 地酒 などグルメも楽しめるのが魅力です。銚子の醤油で作られる ぬれせんべい も特産品のひとつです。
ほかにもキャベツやトウモロコシなど露地栽培の野菜やいちご・スイカ・メロンなどの果物も多く栽培されています。
千葉県銚子市に行くときは必ず訪れたいスポットについて、おすすめポイントも合わせてご紹介します。子どもから大人まで楽しめること間違いなしです。
千葉県銚子のシンボル 銚子ポートタワー 。ツインタワーの珍しい見た目をしています。高さは57.7mあり展望台からは遮るものなく銚子の風景を眺められます。銚子ポートタワーに隣接しているウオッセ21でお買い物も楽しめます。
銚子ポートタワーに入ると1階はインフォメーション・2階は展示エリアとなっています。3・4階が展望スペースで、4階の展望室では 57.7mの高さ から銚子漁港を一望できます。とても高い建物ではないですが、周辺に遮るものがないのでどこまでも続いている太平洋に目だけでなく心まで奪われてしまいます。
新鮮な 地魚 だけでなく 干物 や 練り物 など海産物ならここで買うのがおすすめです。海産物屋だけでなく、地魚を利用した シーフードレストラン も!当日の水揚げで食べられる魚が変わるのでどんな地魚料理を食べられるのかワクワクします。
銚子駅から外川駅までを結ぶ銚子電鉄。大正12年(1923年)に開業と、古くから地元民に親しまれ、経営難と話題になったこともありますが逆境を乗り越え、現在では観光客にも人気のローカル線です。ひまわり畑やキャベツ畑の中を走る姿はローカル線らしい、どこかレトロで可愛い姿で銚子の町を走っています。銚子電鉄名物の ぬれせんべい ・ まずい棒 ・ たい焼き なども犬吠駅売店などで購入することができます。
銚子電鉄は駅にネーミングライツを取り入れているので駅によりもうひとつの駅名があり、各企業が銚子電鉄を盛り上げています。銚子駅は 絶対にあきらめない駅 、笠上黒生駅は かみのけくろはえ駅 など特徴あるネーミングの駅もあるので、ネーミングライツは何だろう?と子どもと考えながら見るのもいいでしょう。
本銚子駅は駅舎が傷んでいましたが平成29年(2017年)日本テレビ系・24時間テレビの企画で地元の小学生とタレントのヒロミさんが本銚子駅をリフォームし、素敵な駅舎によみがえりました。ステンドグラスは地元の小学生が作り、手作りの温かみがある素敵な駅舎を見に行ってみましょう。
片道350円の銚子電鉄なので往復する料金と同じの700円で販売される 弧廻手形 ですが、電車に乗る以外でも、周辺店舗の 割引サービス や 1品プレゼントサービス のある店舗が多くあるので銚子電鉄に乗って観光するなら断然お得です!ぜひ利用してくださいね。
https://www.choshi-dentetsu.jp/
視界360度中、330度までが水平線の地球の丸く見える丘展望台は地球の丸さを体感できるかのようなパノラマが広がります。銚子の町並みはもちろん、遠く富士山までを眺めることができて絶景を楽しめるおすすめスポットです。
友愛の浄火をかたどったモニュメントはフィリピンのマヨン山に向けてたてられたもの。こちらは日本とフィリピンの恩讐をこえ、世界の平和を祈り作られています。土日祝日には銚子のボランティアガイドの方がいて、お話を聞くことができるのでおすすめです。
景色を楽しんだ後はカフェ330°でほっと一息ついて次に行く場所の調べものや作戦会議をしてみてはいかがでしょう。カフェのほかにも銚子の名産品やお土産を取り扱う売店もあります。
https://www.choshi-dentetsu.jp/vspot/30/
明治7年(1874年)に完成した 犬吠埼灯台は高さ約32m のレンガづくりの灯台です。登ることができる灯台なので、子どもも景色や犬吠埼灯台の美しさに驚くことでしょう。
関東最東端にある可愛らしい白い郵便ポストは 願いが叶う幸運のポスト と呼ばれます。消印も犬吠埼の風景の消印なので旅の思い出にお手紙を出してみるのもいいですね。
展望台まで99段のらせん状の階段があります。灯台内は広いわけではないので足元に気を付けながら登ってください。階段を上りきると絶景がひろがります。またお正月は日本で1番早い日の出を見れることで知られています。
おしゃれなレストラン・パン屋・カフェなどがあり、連日大盛況です。千葉県内の特産品を扱っているのでお土産には困りません。不定期でワークショップも開かれているのでタイミングが合えばラッキーです。
https://www.choshikanko.com/kankoDB/%E7%8A%AC%E5%90%A0%E5%9F%BC%E7%81%AF%E5%8F%B0/
千葉県・銚子のおすすめスポットについてご紹介しました。
一面に広がる海を見られる 地球の丸く見える丘展望台 は展望台の中心に立つと自分が地球の中心に立っているんではないかと感じてしまうほどです。
千葉県内には500m以上の高い山がありません。遮るものがないので景色がよく見られるのも特徴のひとつです。銚子エリアで数々の絶景を見つける旅に出かけてみてはいかがでしょうか?
何度訪れても違った景色を見せてくれる銚子市の魅力を探し、家族で楽しい旅の思い出の1ページに加わりますように。
https://www.veltra.com/jp/japan/chiba/?sid=1554
余暇プランナー
国内旅行業務取扱管理者・元バスガイド。ほぼ年子4人兄妹の育児奮闘中。生まれも育ちも東京下町のわさまるです。国内旅行のプロがママ目線で選ぶ、子ども連れにおすすめの観光スポットなどをご紹介します。読者様に分かりやすく、「お休みに家族でおでかけしてみよう!」と思ってもらえるようなわくわくをお届けしたいです。
【千葉県・銚子エリア】レトロ電車・灯台・グルメを家族みんなで楽しむ旅