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中世時代にヨーロッパで栄華を極めたハプスブルク家の影響もあり、芸術的で気品を感じられる文化やライフスタイルが現在も残っています。
忙しいときや実際にオーストリア旅行する前に日本・東京都内でそんな体験ができたら嬉しいですよね。
オーストリア旅行経験のある筆者が、東京都内で「オーストリア気分」を味わえるスポットを5つピックアップしましたので、見ていきましょう。
銀座 ハプスブルク・ファイルヒェンは、銀座駅から徒歩7分のところにあるオーストリア料理店です。
繁華街のビル7階にありますが、店内に足を踏み入れると喧騒を感じさせない優雅な空間が広がります。シャンデリアが飾られていたり、ピアノが置かれていたりと、 まるで貴族の世界に迷い込んだかのよう。
こちらでは、オーストリア食文化の継承者に認定された 「オーストリア国家公認キュッヘン(料理)マイスター」であるオーナーシェフ・神田 真吾さんの本格的なオーストリア料理 を楽しめます。その味はオーストリア大使館にも一目置かれるほど。また、料理に合わせてオーストリアのワインやビールなども楽しめるのも良いですよね。
日本・東京にいながら、最高の空間で最高のオーストリア料理を堪能したいときは、一度訪ねてみる価値ありです。
CAFE LANDTMANN 青山は、表参道駅から徒歩5分のところに位置し、オーストリアの首都・ウィーンにあるCAFE LANDTMANN 本店の東京支店です。
1873年にウィーンで創業以来、 「ウィーンで最もエレガント」と言われる本店の雰囲気を忠実に再現している とのこと。ラントマントルテやザッハトルテ、モーツァルトトルテなど本場のケーキやウィーンらしくホイップクリームが乗っているコーヒーを楽しめます。
また、スイーツだけではなく、ヴィナーシュニッツェル(ウィーン風仔牛のカツレツ)やリンドグーラッシュ(ウィーン風牛肉の煮込み)など、ウィーンの伝統料理もあるので、ランチやディナーにも利用できるのはありがたいですよね。
貴族気分を味わえるエレガントな店内席と開放感がありながらも上品なテラス席もあるので、気候や気分に合わせて選べるのも嬉しいポイント。 ウィーンの人々になった気分で優雅に過ごしたいときにぴったりです。
https://www.giraud.co.jp/landtmann/
ANNA’S by Landtmannは、渋谷駅から徒歩4分の所に位置し、「ウィーンで最もエレガント」と言われるCAFE LANDTMANN 本店が監修したカフェテリアです。
前述のCAFE LANDTMANN 青山と比べると、白をベースとして 上品ながらもカジュアルな雰囲気 のため、ショッピングのついでなど気軽に利用しやすいですよ。コーヒーは、ウィーン本店のレシピをそのままに20種類以上ラインアップされているため、その日の気分に合わせて選べますよ。コクと滑らかさが際立つ味わいは都会の喧騒から切り離し、ひと時のリラックスタイムへと誘うでしょう。
そして、季節のフルーツやハーブ、野菜をふんだんに使ったスムージーやリフレッシュメントドリンクなど、 身体の中から美しく過ごせるよう気にかけている健康志向の人にも嬉しいドリンクも。 筆者はラントマングリーンスムージーを飲んだことがありますが、青臭さがなく、フルーティーで飲みやすかったです。通常のスムージーと比較するとお値段は張りますが、こだわり素材を使いながらもフォトジェニックなスペシャルスムージーは一度試してみる価値あり。渋谷駅周辺の人混みに疲れたときは、ぜひ訪ねてみましょう。
https://www.giraud.co.jp/landtmann/
DEMMERS TEEHAUSは、六本木駅から徒歩9分、乃木坂駅から徒歩6分のところにあるティーハウスです。
1981年に創業以来、ヨーロッパを中心に30店舗以上を展開しています。 ザッハトルテで有名なウィーンの最高級ホテル「ホテル・ザッハー」にも提供している紅茶 を東京でも飲めるのは嬉しいですよね。
白をベースとした外観に赤のおしゃれな店名のロゴのため見つけやすく、その一角だけまるでウィーンの街に迷い込んだような雰囲気が漂っています。店内に足を踏み入れると、ウッド調とスタイリッシュな赤のコンビネーションが美しい、ウィーンらしさを感じられる空間が広がります。
ザッハトルテやクグロフ、アップルパイの原型と言われているウィーン風アップルパイなど、 風味豊かなスイーツと上品な香りが楽しめる紅茶でエレガントなひと時を過ごせますよ。 紅茶や焼き菓子の販売もあり、気に入ったものがあれば購入できるのも嬉しいですよね。
高級感漂う六本木・乃木坂エリアでさらに優雅に過ごしたいときは、利用してみてはいかがでしょうか。
Demelは、1786年にウィーンで創立されたカフェおよび洋菓子店です。日本・東京都内では、銀座や日本橋、池袋や新宿、渋谷と複数店舗を展開しています。
シンボルマークには 「オーストリア=ハンガリー帝国帝室・王室御用達」であったことを示す双頭の鷲 が使用され、現在もウィーン市民を中心に世界中の人から愛されています。
筆者はウィーン現地のデメル本店でザッハトルテを楽しみ、スミレの砂糖漬けを購入しましたがその味にハマり、帰国してからしばらくは日本橋三越店によく足を運んでいました。
お菓子のおいしさはもちろん、そのパッケージもウィーンらしく高級感があり、おみやげやプレゼントにもぴったりですよ。ウィーンに行ったことがある人も、まだ行ったことがない人もオーストリア気分を味わえます。
東京都内で「オーストリア気分」を味わえるスポット5選を紹介してきました。
「オーストリア気分を味わえるスポットって意外とあるんだ?」とびっくりした方もいるのではないでしょうか。日本・東京都内は人もモノも多く、時間に追われがちになりますよね。
そんな忙しいときこそ、オーストリアのエレガントで芸術的な文化やライフスタイルに触れ、「オーストリア気分」を味わってリラックスしてみませんか。
ぜひ東京都内でも「オーストリア気分」を味わえるスポットを通して、優雅なひとときを過ごしてくださいね。
余暇プランナー
東京都在住で普段はIT業界のSEとして働いているHikaringoです。ヨーロッパを愛してやまず、15ヶ国一人旅経験あり。スウェーデン短期滞在経験もあり。食べることが大好きで、国内外どこに行ってもガイドブックに頼らず現地の人からの情報をもとにグルメ巡りしています。「読んでワクワク」「面白そうだから挑戦してみよう」と思えるような情報を発信していきたいです。
東京都内でエレガントに「オーストリア気分」を味わえるスポット5選