日本の四季のなかでも秋は気温も穏やかで過ごしやすく、なにより紅葉が美しい季節。燃えるような紅色や黄金色の紅葉の美しさの中で深呼吸すれば、日常の疲れも吹き飛びますね。

今回は全国の穴場紅葉スポットを厳選して8つご紹介します。それぞれの特色やイベント情報もご紹介しますので、紅葉とともに秋のレジャーを堪能してくださいね!


紅葉で秋を満喫し身体も心もハッピーに!


【北海道】豊平峡ダム


札幌有数のレジャー施設である豊平峡ダムは、豊平川の治水を行っているダムを中心に豊かな森林の景観が広がり、林野庁の

「水源の森100選」や「ダム湖100選」

にも選出されています。紅葉の時期にはダム湖を中心にカエデやイチョウ、ナナカマドの木の織りなすコントラストが美しい場所。


近隣には源泉100%かけ流し豊平峡温泉があり、人気のインドカレーのお店では「特製セラミック釜」を使用して焼き上げた本格ナンを味わうことができます。

美しい景色と温泉、グルメを体験できるお得な紅葉スポットです。


  • 例年の見頃:10月上旬~10月中旬

  • アクセス:札幌から車で約60分、国道230号線を走り、定山渓温泉街を超えた後、豊平峡方面へ左折


【北海道】ゆにガーデン


ゆにガーデンは桜、バラ、アジサイなど四季折々の花を楽しむことのできる庭園施設です。

北海道最大級の「コキアの丘」には32,000株のコキアが群生しており、秋に真っ赤に色づくたくさんのコキアの姿は他で見ることはできません。

赤く色づいたコキアの並ぶ風景は異国を訪れたような気分に浸れます。


レストランのビュッフェでは道産野菜たっぷりの料理を堪能。カフェ、ショップも充実しており、北海道のお土産にピッタリの品がたくさんあります。

近くには天然温泉「ユンニの湯」もあり、疲れを癒すにも最適。


  • 例年の見頃:9月下旬~10月初旬

  • アクセス:新千歳空港から車で約35分・「新札幌駅」から夕鉄バス乗車「由仁駅」前下車、タクシーで約5分


https://yuni-garden.co.jp/


【青森県】奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)


雄大な十和田湖から流れる奥入瀬川を抱く奥入瀬渓流は、

フランスのミシュラン・グリーンガイドの二つ星にも選ばれた観光名所。

こちらはぜひ歩きながら絶景を堪能してほしい紅葉スポットです。特におすすめは清流の流れる雲井の滝や銚子大滝のそばの紅葉。滝のマイナスイオンと紅葉の艶やかさでダブルに癒される場所です。


写真撮影には絶好の風景なのでカメラが趣味の方におすすめ!その場合は下流から上流へと進みながら撮影すると、光源を利用してきれいに撮ることができますよ。


  • 例年の見頃:10月中~下旬

  • アクセス:青森駅、三沢駅、八戸駅からJRバス「十和田湖休屋行き」乗車


【周辺イベント情報】


  • 「十和田湖ムーンクルーズ」


    十和田湖からクルーズで月を眺められるイベント。2022年9月10日(土)・ 9月11日(日)・10月8日(土)・10月9日(日)・10月10日(月/祝)・11月6日(日)・11月7日(月)開催

  • お申し込み


    十和田市観光物産センター(電話:0176-24-3006)または、十和田湖観光交流センター「ぷらっと」 (電話:0176-75-1531)か

    TOWADA TRAVELオンラインストア

    まで


https://aomori-tourism.com/spot/detail_339.html


【静岡県】一碧湖(いっぺきこ)


ひょうたん型の一碧湖は火口湖で、湖面に鮮やかな山々の紅葉が映りこむことから

「伊豆の瞳」とも呼ばれています。

湖の周りには遊歩道が整備されているので、紅葉を楽しみながら散歩が可能。遊歩道の途中には「一碧湖神社」があり、そこから湖畔に目を向けると赤い鳥居のある神秘的な光景も広がっています。


また

一碧湖のそばにある「TERRACE CAFÉ IPPEKIKO」では、インスタ映え間違いない一碧湖をイメージしたブルーのカラーが鮮やかな塩バニラソフトやレモネードを味わえます。


  • 例年の見頃:11月中旬〜12月中旬

  • アクセス:JR伊東線「伊東駅」からシャボテン公園行きバスで「一碧湖」下車


https://itospa.com/spot/detail_54018.html


【愛知県】香嵐渓(こうらんけい)


「香嵐渓」は、周辺に足助八幡宮・足助神社が鎮座する歴史と由緒を感じることのできる紅葉観光スポット。約4,000本と言われる紅葉の姿は圧巻の一言で、その絶景には思わず息を飲むほど。

毎年11月からは「香嵐渓もみじまつり」が開催。日没から行われるライトアップは、日中の明るさとは違った宵闇の紅葉の美しさを堪能できる人気のイベントです。


他にもマーチングパレードや竹明かりや願掛けろうそくの展示など、趣あるイベントが多く開催されるので、ぜひ紅葉とレジャーを満喫しに出かけてみてはいかがでしょうか。


  • 例年の見頃:11月上旬~11月下旬頃

  • アクセス:<関東方面からの場合は東名高速道路『豊田JCT』から、東海環状自動車道『豊田松平IC』下車して県道39号を経由、国道153号を飯田方面へ約13キロ


【イベント情報】


https://www.aichi-now.jp/spots/detail/1021/


    【岐阜県】長良川鉄道沿線


    鵜飼いで有名な長良川に沿って走る長良川鉄道の沿線には、美濃和紙が有名な美濃市や群上八幡城、大滝鍾乳洞などの歴史や自然豊かな観光スポットがたくさんあります。紅葉の時期には、車窓から橋梁を背景にした山々の壮大で鮮やかな紅葉を眺めることが可能。


    長良鉄道の観光列車「ながら」では、地元のシェフによるおいしい料理に舌鼓を打ちながら、長良川流域の紅葉を展望できます。

    岐阜県の木材を使用し一宮の美しい織物で彩られた列車の内装は、豪華でおしゃれな空間を演出。美しい紅葉とおいしいグルメとリラックスできる列車の旅をぜひ満喫してください。


    • 例年の見頃:11月中旬~11月下旬

    • アクセス:観光列車「ながら」にはさまざまなプランがありますので公式ウェブサイトでご確認ください。


    【高知県】黒尊渓谷(くろそんけいこく)


    日本最後の清流と言われる四万十川の支流の黒尊川は、平成の名水にも選ばれているほどの透明度を誇る川です。黒尊渓谷の紅葉が川の水面に反射して、色鮮やかにきらきらと輝くさまはまるで万華鏡のような美しさ。

    都会では味わうことのできない手つかずの自然の美しさを堪能できます。


    また紅葉狩りだけではなく、アクティブに楽しみたい方には、近場の

    「四万十・川の駅カヌー館」で、カナディアンカヌー体験も行っているのでぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


    • 例年の見頃:11月上旬〜11月下旬

    • アクセス:松山道三間ICより神殿橋付近まで鬼北町経由で約1時間30分、高知道四万十町中央ICから西土佐江川崎経由で約2時間20分


    【イベント情報】


    https://www.shimanto-kankou.com/kanko/natural-park/momijimatsuri.html


    【鹿児島県】霧島神宮


    神代時代に創建したと言われる霧島神宮は、坂本龍馬もハネムーンで訪れたと言われる厳粛で壮麗な雰囲気のパワースポット。

    赤い鳥居をバックに広がる広大な森の紅葉は、まさに神々の庭のような神秘的な雰囲気に満ちています。


    近場の霧島温泉郷は乳白色の硫黄泉や硫黄炭酸泉など、さまざまな泉質の温泉があるので温泉好きにはたまらない場所。

    温泉市場もあり、地元名物のお土産も購入できます。


    • 例年の見頃:11月中旬~11月下旬

    • アクセス:JR日豊本線霧島神宮駅からバスで約10分


    【イベント情報】


    • 霧島市花火大会9月下旬

    • 天孫降臨御神火祭(てんそんこうりんごしんかさい)2022年11月10日(木)


    詳細は

    「霧島市観光協会」

    のウェブサイトにてご確認ください。


    https://kirishimajingu.or.jp/


    あなただけのロケーションで紅葉を満喫しよう!


    全国の紅葉スポットと周辺のイベント情報をご紹介しました。さまざまな紅葉スポットや楽しみ方があることに驚かれたのではないでしょうか。


    この記事を参考に自分がくつろいで楽しめる紅葉スポットをみつけ、ぜひ短い秋を満喫して思い出に残る充実した時間を過ごしてくださいね。


    小糸あき

    余暇プランナー

    散歩が大好き歩くの大好き。ぼんやり歩いていて思いがけない場所に着いてしまうのが好き。まだ行ったことのない場所に思いを馳せるのも好きです。大きな旅行ではなく小さな旅行が向いているタイプかも。絵本や児童文学も好きで図書館にもよく行きます。環境問題やSDGsを勉強中。将来は自然の中でまったりと暮らしたいと考える札幌市在住のライターです。

    【2022秋】全国の穴場紅葉スポットおすすめ8選

    情報提供元: YOKKA
    記事名:「 【2022秋】全国の穴場紅葉スポットおすすめ8選