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主菜、副菜とさまざまな料理に使用されているキャベツ。農林水産省が定めた指定野菜(消費量の多い野菜)の一つでもあります。
昨年からそんなキャベツの価格高騰が止まらず、献立作りや家計のやりくりに悩まれている方は多いのではないでしょうか?
おまけにキャベツだけでなく、白菜、レタス、大根など野菜全体としても値上がり傾向にあるのが悩ましいですよね・・!
本記事では、そんな家計を悩ませるキャベツ高騰の理由と今後の見通し、高騰傾向にある野菜の中で、比較的値上がり幅の少ない野菜を使ったレシピをご紹介していきます!
ぜひ家計のやりくりや、献立作りにお役立てください!
農林水産省が公表している調査結果を参考に、キャベツ高騰の理由と今後の見通しについて見ていきます!
2025年1月21日に農林水産省が発表した野菜の食品価格動向調査によると、キャベツ1キロあたりの価格は、平年比の約3.37倍の平均553円に高騰。前週比では104%となり、価格が下がるどころかさらなる高騰を見せています。
筆者が普段利用しているスーパーでも、いつもなら150円前後で買えていたキャベツが、489円(税抜)と値上がりしていました..(泣)
キャベツの値上がり自体は昨年2024年11月頃から始まり、8週連続で平年比2倍以上の高値が続いています。
農林水産省は、愛知、千葉、神奈川といったキャベツ主産県における昨年8月・9月の記録的な猛暑、10月の天候不順、さらに12月の低温、水不足などが影響して生育不良となり出荷量が減少したことが、価格高騰の要因になったとしています。
昨年夏から続いた天候不順の影響による生育不良が、今も続くキャベツの高騰につながっているようなのです。
前述の食品価格動向調査によれば、平年と比較してキャベツだけではなく、白菜が約2.5倍、レタスが約1.7倍、大根が約1.7倍と、野菜全体で価格が高騰しています。
キャベツの代わりに白菜をと考える人も多いかと思いますが、キャベツほどではないですが白菜も平年より価格が高騰しています。
農林水産省によれば、白菜の1月出荷数量は平年並みであるものの、キャベツ、レタスなど他の葉物野菜の出荷数量減少によって、引き合いが強まり、価格が高騰しているようです。
このような状況の中、キャベツの価格は少なくとも1月中は平年を上回って推移することが見込まれています。
2月以降の見通しは現状不透明であり、4月頃から収穫される春キャベツが市場に流通するまで、高値の状態が続く可能性もあります。
キャベツの価格回復にあまり期待し過ぎず、値上がり幅の少ない野菜などを有効活用して、少しでも家計の負担を軽減しつつ野菜を摂りたいところです・・!
キャベツだけではなく野菜全体が値上がり傾向にあり、平年と比べて割高になっている状況です。
そんな状況の中、少しでもおトクに野菜が取れると嬉しいですよね!
そこで農林水産省が1月17日に発表した調査(今週のお手頃野菜)の中で、キャベツなどと比べて値上がり幅が少なかった、比較的おトクな野菜「ほうれん草、きゅうり、なす、トマト、ピーマン、じゃがいも、里芋、玉ねぎ」と、例年価格変動が少ない「もやし、豆苗、きのこ類」を使用したレシピをご紹介いたします。
主菜・副菜、それぞれご紹介しますので、献立作りの際にご参考にしてください!
キャベツは少なくとも1月中は高値の状態で推移することが見込まれており、今後もいつ回復するかは不透明な状況です。
白菜やレタスなど、キャベツの代わりになりやすい野菜も高騰するなど、野菜全体としても値上がり傾向にあり家計を圧迫しています。
家計の負担を少しでも減らすため、値上がり幅の少ない野菜などを上手に活用して、おトクに野菜を摂りましょう!
※2025年1月24日時点で公開されている情報を元に作成しています。
※レシピに記載の価格は参考価格です。購入店舗によって異なりますのでご了承ください。