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森のバターともいわれる栄養豊富なアボカド。サラダや和え物などの料理に大活躍ですが、レシピによって角切りやスライスなど切り方はさまざま。今回はアボカドの皮の剥き方から、種の取り方、料理別の切り方まで丁寧に解説します。切り方をマスターして、アボカド料理をたくさん楽しみましょう。
まずはアボカドの種の取り方、皮の剥き方を紹介します。
アボカドは縦に包丁を入れ、種に沿ってぐるりと一周切り込みを入れます。
両手でひねりながら2つに割ります。
包丁の刃元を種に刺し、包丁を回しながら種を取ります。
またアボカドが硬くて種を取りづらい場合は、スプーンでくり抜くと簡単に取れます。
皮は、実がやわらかければ手で剥けます。
硬い場合は包丁を使って剥いてください。
料理別にアボカドの切り方を紹介します。
角切りは和え物やサラダ、炒め物など、さまざまな料理に使いやすい切り方です。皮がついた状態で行う角切りと、まな板の上で行う角切りの2パターンあります。
皮がついた状態で切ると、まな板いらずで簡単に切れます。
種を取ったアボカドは皮がついたまま、包丁で縦と横に切り込みを入れます。
皮を剥きながら実を外してください。
アボカドが硬く、上記の方法では実を外しにくそうな場合は、皮を剥いてから切るときれいに切れます。
種を取り皮を剥いたアボカドをまな板の上に置き、縦に3等分します。
端から1~2cm幅に切ります。
スライスしたアボカドは、アボカド刺しやサラダなどに使えます。縦方向と横方向、どちらでもお好みでOK。やわらかいアボカドの場合は、横方向にスライスする方が箸で持ち上げたときに実が崩れにくくなります。
種を取り皮を剥いたアボカドを横向きに置き、5mm幅程度に切ります。
種を取り皮を剥いたアボカドを縦方向に置き、5mm幅程度に切ります。
横と縦、どちらの場合もお好みの厚さにスライスしてくださいね。
アボカドは切ってから時間が経つと、黒っぽく変色してしまいます。すぐに食べない場合は変色予防をしておきましょう。
レモン汁を少々振りかけておくと変色を防げます。酸味が加わるため、サラダや和え物などレモンの風味が合う料理に使う場合に向く方法です。
アボカド1/2~1個で、レモン汁小さじ1/2ほど振りかけましょう。
電子レンジで10秒だけ加熱することでも変色予防になります。味や食感も変わらないため、さまざまな料理に使える方法です。
方法は、半分に切り種を取ったアボカドを電子レンジ(600W)でそのまま10秒加熱するだけ。
手軽な方法ですので、ぜひ試してみてくださいね。
アボカドを切る前に、食べごろかどうかチェックしてみましょう。以下がアボカドの食べごろのサインです。
・皮の色がグリーンでなく黒っぽい
・手のひらで軽く握ってみて、やわらかい感触である
・ヘタと実の間にすき間があり、ヘタが少し浮いている
ヘタと実のすき間は、以下の写真のように1~2mmほど空いているものが食べごろです。
アボカドがまだ食べごろでなかった場合、そのままおいておき追熟しましょう。バナナと一緒に保存したり、常温で保存したりすると早く追熟されます。1~2日ほど様子を見て、食べごろかどうか再度確認してみてください。
アボカドは一度切り方を覚えてしまえば後は簡単です。切り方をマスターして、食べごろのジューシーなアボカドをたくさん楽しんでくださいね。