- 週間ランキング
タピオカ以来の大ブームとも言われている、イタリア発祥のスイーツパン「マリトッツォ」。インスタグラムで「#マリトッツォ」と検索すれば、約5.5万件の投稿がヒットするほどの人気ぶりです。そんな注目の一品が今、私たちの身近なスーパー「サミット」でも限定先行販売されているんです!どんな味が楽しめるのか、さっそくレビューをお届けします。
マリトッツォ(maritozzo)とは、イタリア・ローマ発祥のスイーツパンのこと。なんとその起源は古代ローマ時代まで遡ると言われるほど、歴史のあるデザートなんです。こんがり焼けたブリオッシュ生地に生クリームを挟んだもので、本場イタリアではケーキ屋さんで売られているほか、カフェで朝食として食べられることもあるそうです。
なんだか可愛らしい「マリトッツォ」という単語は、イタリア語で「夫」を意味する「マリート」に由来するもの。一説によると、イタリアでは3月の第1金曜日にこの「マリトッツォ」を男性から婚約者に贈る習慣があり、スイーツの名前がそのまま「夫」をもじった「マリトッツォ」になったのだそうです。中には、クリームの中に指輪や宝石を忍ばせることもあったのだとか!なんだかロマンチックですよね。
このマリトッツォ、2021年に入ってからにわかに日本でも注目されるようになりました。香ばしいブリオッシュ生地に挟まれたたっぷりの生クリームを見たら、思わず食べたくなっちゃいますよね!
カルディでも冷凍のマリトッツォの販売がスタートしているのですが、入荷すると即完売してしまうほどの人気。出会えたらラッキー、というほどなんだとか。スターバックスコーヒーでも販売されているものの、2021年5月現在、取り扱いがあるのは東京・中目黒や銀座など、全国でたった5店舗……!なかなかお目にかかるのは難しいようです。また、カルディのマリトッツォは270円(税込)、スタバのマリトッツォは410円(税込)と、ちょっとしたご褒美スイーツといった価格帯です。
そんな話題のマリトッツォ、関東を中心に展開するスーパー「サミット」で先行限定販売されているんです!山崎製パンが手がけたもので、全国に先駆けてサミットで発売されているそう。生クリームがたっぷりサンドされているので、パンコーナーではなくスイーツコーナーに並んでいます。
1個170円(税込)と、一般的なマリトッツォよりぐっと手に取りやすい価格です。すでに大人気のようで、筆者は3店舗目でようやくマリトッツォと出会うことができました。訪れた店舗でも平日の17時頃で、ラスト2個でした。先客の学生さんが1つ、お買い上げしていましたよ!
「ブリオッシュ生地にオレンジピール入りのホイップクリームをサンドしました」との文字が踊る、可愛らしいパッケージ。手に持ってみると、たっぷりのクリームがずっしりと幸せな重さを感じさせてくれます。
21日の夕方に購入した商品の賞味期限は25日だったので、まとめ買いしても余裕を持って食べられそうです。
電車移動で潰れてしまわないか心配でしたが、しっかりしたプラ板で保護されているので型崩れもありませんでした。
半分に切ると、こんなにたっぷりの生クリームが!気をつけて食べないと、生クリームがこぼれてしまうほど。
気になるお味は、まんまるでふわふわ、クリームたっぷり……とくれば、おいしくないわけがない!重たいクリームを想像していましたが、サンドされた生クリームは軽めのさっぱり系。夏の訪れを感じる暑い日でも、おいしく食べられました。ブリオッシュ生地はほんのり塩気が効いているので、甘すぎず食が進みます。
ざっくり大きめのオレンジピールの歯触りが楽しく、柑橘系の爽やかさがどこか懐かしい味わいです。筆者は紅茶党なので濃いめに淹れた紅茶と一緒に食べましたが、コーヒーと合わせても間違いないハズ。じっくり味わうつもりが、ペロッと1つ食べてしまいました。
クリームたっぷりゆえに気になるカロリーは、1個当たり303kcal。「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」における一般的なショートケーキのカロリーが318kcalなので、スイーツパンとして食事がわりにできることを思えばダイエット中でも許されるかな……?許されてほしい!
生クリームに忍ばせたオレンジピールや、クリームに負けない香り高いブリオッシュなど、ハイクオリティなサミットのマリトッツォ。170円(税込)はコスパ◎!売り切れ必至の人気商品なので、見かけたら即買いをオススメします。
<商品情報>
商品名:マリトッツォ
価格:170円(税込)
取り扱い店舗:サミットストア 全118店舗(フレッシュデザートコーナーにて販売)
サミット店舗一覧はこちらから>