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「キンパ」とはのり巻きのいわば韓国版。最近はコンビニでも販売されるなど、今年は韓流ブームの波にも乗って「キンパブームが来る!」と、注目を集めています。その先駆けになったともいえるのが、あまりの人気ぶりに「幻」とまで呼ばれた無印の冷凍食品「キンパ(韓国風のりまき)」です。今回は噂の無印のキンパの実力と併せて、セブンイレブンから販売されているキンパや、本場韓国のキンパとの違いを紹介します!
冒頭でも触れたように、キンパは韓国の食べ物です。日本のおにぎり同様とてもスタンダードな食べ物で、山登りや遠足の時にキンパを持っていくのは「国のルール(국룰)」と表現するほど。運動会の時などには、子どもたちがそれぞれの家のキンパを持ち寄って食べ比べする光景もよく見られます。
写真を見てもわかるように、見た目は日本の「太巻」とほとんど同じで、具材には特に決まりはありません。人参、たくあん、卵、ほうれん草、ごぼう(味付け済)といった具材がスタンダードですが、SPAMやカニカマ、肉入りのものもよくみかけます。
こちらが無印の「キンパ」。冷凍食品として販売されているため、店頭で購入できるのは冷凍食品を取り扱っている旗艦店に限られますが、無印の通販サイトで購入することもできます。
ところが現在もまだ売り切れていることが多く、手に入れるのは至難の技。冷凍で日持ちする上、複数購入すれば送料がオトクなので運良く在庫があるときに、まとめ買いするのがおすすめです。
無印のキンパは電子レンジ対応なので、解凍がとっても簡単。電子レンジに入れる前に、まずは袋に1-2cm切れ目を入れます。
あとはチンするだけ。家庭用の電子レンジであれば、解凍時間は500Wで2分50秒、600Wで2分20秒です。ただしレンジで解凍後、室温で15分ほど時間をおくと温度が均一になじむのだそう。
実際にパッケージに書いてある指示どおりにやってみましたが、解凍ムラもなく、必要以上に熱くもならず、適温に仕上がりました。
こちらが解凍後の状態です。言われなければ冷凍食品だとはわかりません!家でのり巻きを作ると、巻きがゆるくて写真のように持ち上げると崩れてしまうことがありますが、解凍後も巻きがしっかりしていて崩れることもありません。
巻きを崩して、具材をチェックしてみました。卵焼き、牛肉、ほうれん草、にんじん、ごぼう、たくあん(もしくは大根)が確認できました。無印のキンパは化学調味料不使用。素材本来の味わいを楽しめるので、とても優しい味に仕上がっているのが印象的です。
無印に端を発したキンパ人気の盛り上がりに、ついにコンビニにもキンパが登場しました!
それが2021年3月に発売したセブンイレブンの「ひとくちキンパ」(税込213 円)です。1パック4個入りで、サイズは無印のキンパと比較するとひと回り小ぶり。ひと口でパクリ食べられるのが魅力です。
実際に食べ比べて、無印のキンパの優しい味と比較すると、味付けがよりしっかりとした印象です。
無印のキンパは8個入りなので食事としても十分なのに対し、小ぶりで4個入りなので、食事というよりはおやつ感覚で食べたいときにぴったりです。
ただ常温保存が推奨されているので、いざというときのストックに備えておきたい子育てファミリーには、冷凍保存ができる無印のキンパの方が便利かなという印象を持ちました。
韓国のキンパで使う海苔は、海苔そのものにゴマ油が効いている上に、仕上げにゴマ油をひと塗り、さらにその上から白ゴマをふりかけるのが一般的です。味がしっかりとしているので、そのイメージで食べると味が優しすぎると感じるかもしれません。
ちなみに筆者は無印の銀座本店で購入しましたが、その時は店舗には在庫が豊富にありました。キンパブームに乗り遅れないためにも、一度食べてみて、ご自身でその味を確かめてみてくださいね!
<商品情報>
商品名:キンパ(韓国風のりまき)
個数:1本8切れ
価格:490円
※商品の価格は購入時のレシートを参考にしています。
※店舗や時期によって在庫状況は異なります。また、商品は価格変更や販売終了などになることがありますのでご了承ください。