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日々、私たちの頭を悩ませる節約。あまりうまくいっていないという人は、財布を見直してみるのも手かもしれません。財布の見直しにより節約上手になれたという、kiwigoldさんの事例を紹介します。
6歳の息子と夫と3人暮らしをしているkiwigoldです。わが家は共働きをしながら、無理のない範囲でコツコツと節約生活を続けています。でも節約って、意識をしすぎると気分が窮屈になって疲れてしまうこともありますよね。
「節約しなきゃ」と意識をするのは大事ですが、身の回りの生活やものを見直して自然と節約ができるようになればストレスも軽減。今回は財布を工夫することにより節約力がアップした私の経験を紹介します。
以前は結婚当初に夫からプレゼントしてもらったブランドものの長財布を使用。夫からもらった思い出の財布だったので大切に使っていたのですが、小銭が入れにくかったため長財布と小銭入れの2つをいつも持ち歩いていました。
けれど、がっちりとした革製の長財布は、ちょっと買い物へ行くときや子どもとのお出かけで自分の荷物を小さくまとめたいときなどに、その大きさや重さが気になるようになりました。ファッションや見た目重視だった自分が、少しずつ実用性を大事にしてものを選ぶようになったことから、愛用してきたブランド財布がなんだか不便に感じるようになったのです。
そこで思い切って財布を変えてみようと考えました。それが今使っている小さなナイロン製の折りたたみ財布です。もともとこちらは海外旅行の際に使っていたもので、軽くてコンパクトなのが特徴。中にはメッシュのポケットや最小限のカード入れがついています。見た目はシンプルですが、中身は機能的で、使い始めていろいろなメリットがあることに気づきました。
この財布はメッシュのポケットが2つあり、お札入れも2つに分かれています。お札入れの手前には食費用のお札を、奥のお札入れにはその日買ったもののレシートを入れています。小さな財布なので、レシートなどをためておくとすぐにパンパンになってしまい、小銭もそんなに多くは入れられません。そのため、帰って家計簿にメモをしたらレシートはゴミ箱へ、小銭入れに残っている小銭は小銭貯金用の貯金箱に入れる習慣がつきました。この2つの習慣で小さな財布も毎日スマートに使えます。そしてこれらの習慣のおかげで家計簿や小銭貯金が続くようになりました。
コンパクトな財布は中にあるお金を管理しやすいのもメリット。メッシュポケットの1つは小銭入れとして使い、もう1つのポケットには、食費とは別で週予算に組み込んでいる日用品代の1,000円を入れています。日用品を買ったお釣りは元の日用品代入れのポケットへ。こうすると、今どのくらいの日用品代が残っているか、食費の残金はいくらかということが把握しやすくなります。財布を開くと残金がすぐにわかるというのが、この財布の最大のメリットかもしれません。
コンパクトで軽いので、小さなバッグにもサッと入って身軽に過ごせます。子どもの荷物などを持つことの多い毎日では、できるだけ自分の荷物は小さくまとめたいもの。このコンパクトさは助かります。大きな財布を使っていたときは、外出時にカバンに入らないこともあり、わざわざ財布を変えていたので、その手間も省けるようになりました。
さらにこの財布は素材がナイロンなので汚れを気にせず使えるのもありがたいところです。節約とは直接関係がないものの、日々の時短や疲れの軽減につながりました。
財布に入れる金額を毎週の予算だけにするなど、自分なりのルールは守っていたという前提はありますが、予算分のお金を週に1回小さな財布の決まった場所に入れるだけで、これまでよりも節約上手になりました。最近は、コンパクトな財布でおしゃれなデザインのものもたくさん出ているので、お気に入りの財布を探してみるのも楽しいかもしれませんね。