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おうちの掃除アイテムを購入する際、お店の棚には「キッチン用」「トイレ用」などの専用クリーナーがいろいろと並んでいます。でも、場所ごとに専用のものを購入すると保管場所をとったり、使い切れず無駄にしてしまったりと何かと悩みが。何となく専用のものを買いがちですが、実は1個にまとめても何とかなる場合もあるのです!
こんにちは。Instagramで暮らしや節約に関する投稿をしているanicaです。
私は今まで、除菌や漂白・カビ掃除に使う塩素系漂白剤は、お風呂、キッチン、トイレ、洗濯槽など場所に応じて専用のものを購入していました。
キッチン汚れで困っている時は“どこにでも使える”という洗剤より、“キッチンの汚れに効く”と書いてある専用のものを選んだ方が効果が出ると思っていたからです。
その結果、使い切れない量の専用クリーナーがたくさん溜まってしまい、一つひとつの単価が安いわけではないため出費もかさんで困っていました。
そんな時、ふとドラッグストアで塩素系漂白剤の表示を見くらべたところ「あれ、成分がほとんど同じ?」ということに気が付きます。それなら少しずつ代替してみようと思い立ちました。
最初に辞めたのはトイレとお風呂専用の塩素系洗剤です。
キッチン用のみを残すことにして「今あるものが使い終わったらもう買わない」と決めて種類を減らしていきました。
キッチン用を残したのは、成分がほとんど同じとはいえトイレ用をキッチンに利用するのは抵抗があり、反対にキッチン用ならトイレにもお風呂にもどちらにも抵抗なく使えるなと感じたのが理由です。
キッチン用洗剤は、最初は国内の大手メーカー品を使っていましたが、100円ショップに塩素系漂白剤があることを知り、こちらを使ってみることにしました。 ちなみに、私が使用したのはセリアで売っていた「泡タイプキッチン用ブリーチ」です。
まず目立たない部分で少しだけ利用。我が家のトイレとお風呂の材質では特に問題が見られなかったので、今では水回りのカビ掃除には全てこちらを利用しています。
気になる汚れの落ち具合ですが、 軽い黒カビや赤カビもよく落ちて、大手メーカ―の専用クリーナーと汚れの落ち具合の差はさほど感じなかったというのが本音です。
もちろん、専用商品はそれぞれ各汚れの除菌や消臭に優れた効果を発揮するように作られているはずで、専用商品でないと落としにくい汚れなどもあるかと思います。あくまで私の感想としてお受け取りください。
塩素系の漂白剤を一つにまとめるほかに、持っておきたい洗剤としておすすめなのは「酸素系漂白剤」です。
「オキシクリーン」などが有名ですが、価格が少し高いことと、大容量のため全て消費するのに時間がかかりカチカチに固まらせてしまった自身の経験があり、今は手軽にドラッグストアで購入できる少量パックに入ったものを購入しています。
私が利用しているのは、「激落ちくん 過炭酸ナトリウム」。500gで税抜298円(レシートを参考)と、価格もお手頃です。子どもの食べこぼしやおむつ漏れの衣服汚れなど、全て酸素系漂白剤で浸けおき洗いをしています。
塩素系漂白剤も酸素系漂白剤もアルカリ性のクリーナーですが、塩素系洗剤は使い方によっては塩素ガスが発生する危険性があったり、強アルカリの性質上注意しなければならないことも多かったりで、我が家では用途を限定。
お風呂や排水溝のカビ汚れだけに使うようにして、その他は酸素系漂白剤で掃除をするようにしたところ、より快適な暮らしができるようになりました。私が使っている酸素系漂白剤は環境にもいいので気に入っています。
酸素系漂白剤は衣料用の塩素系漂白剤と違い、色柄物の漂白にも向いていて、がんこな汚れもしっかり取れて除菌もできるのでとても重宝しています。
今は水回りのカビ汚れや漂白、除菌など、家中の水回りを塩素系漂白剤一つ・酸素系洗剤一つの、この二つだけでマルチに掃除ができるように。
クリーナーがまとまったことで、たくさんあったクリーナーの在庫をそれぞれチェックして買い物に行く手間が省け、保管場所に余裕ができました。
また何よりコストが格段に下がったので、経済的な負担も減っています。
いつも気軽に買ってしまうクリーナーも、一歩立ち止まって「兼用や使いまわし」ができないかを考えてみることで、暮らしが少しラクになるかもしれません。
我が家はこの方法で、専用クリーナーを手放すことができました。この記事を見てくださっているどなたかの参考になればうれしいです。
※各洗剤・漂白剤を使用するときは使用上の注意点をよく読み、適切にご利用ください。