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新型コロナウイルス感染予防のため、3密を避けた行動が呼びかけられています。3密とは「密閉」「密集」「密接」の3つの「密」のこと。食料品や生活必需品の買い物は「不要不急でない」と考えられ、スーパーへ必要なものを買いに行く分には問題ありませんが、感染を防ぐためにも、3密回避の行動をとっていきたいところです。私たちがスーパーへ買い物に行くにあたり、心がけたいポイントを紹介します。
店内を混雑させないために、買い物に行く時間帯に融通がきく場合は、意識して時間を調整しましょう。正午や夕方頃は基本的に買い物客が多い時間帯。どうしてもこの時間でないと買い物に行けないという場合を除き、お昼過ぎ~夕方前頃に買い物へ行った方が混雑を回避できる可能性が高いです。
スーパーのSNSでは、比較的すいている時間帯を呼びかけているところもあります。そういった情報を参考にするのも良いですね。
毎年偶数月の15日は年金の受給日。当日や翌日は年金受給者でお店がいつもより混みやすくなります。また、ポイントカード会員向けのポイント倍デーなどの日も、人が多くなりがち。節約観点では買い物へ行っておきたいところですが、混雑回避の点では注意が必要です。
お店にいる時間が短くてすむようにすることも大切なポイント。普段は店内に入ってからお買い得品などを見て献立を決める方も多いですが、今は先に買うものを決めてから行った方が良いでしょう。
メモ用紙に献立と購入する食材を書いておき、パパッと欲しいものを購入できるようにしておきたいですね。
また、買い忘れが起きてしまうと何度もスーパーへ行かなくてはいけないので、買い忘れ防止のためにも買うものをリスト化しておくのはおすすめです。
外出の機会が減ったことで、せめてもの外出として家族みんなでスーパーへ行くという方もいらっしゃるかもしれません。
荷物の量などにより複数人が必要な場合もありますが、もし少ない人数でも買い物が事足りる場合は、できるだけ必要最小限の人数で買い物に行くようにしましょう。
家族と買い物へ行くときも、入店するのは1人だけにしておき、残りの家族は店外で待っておくといった方法もあります。
ただもちろん、特別な事情があり複数人で買い物へ行かなければいけない方もいるはず。「絶対に1人で買い物に行かなくてはいけない」というわけではありません。
商品を買いまわるときや、列に並ぶときなど、できるだけ距離をとることを意識しながらお店をまわりましょう。レジの列には並ぶ場所をテープで印しているお店もあります。お店の呼びかけに協力しながら、他の人と密接することがないように買い物しましょう。
今回挙げた行動を一人ひとりが心がければ、みんなにとって安心できる買い物につながります。店内でのトラブル防止のためにも、ぜひ意識しながら買い物をしてみてください。
取材協力:全国スーパーマーケット協会