蒸し暑い季節がやってきました。扇風機を新調しようと検討している方も多いのではないでしょうか。今回は家電量販店「ケーズデンキ」を展開する株式会社ケーズホールディングスの商品本部岡本充さんに、扇風機選びのポイントとおすすめ商品を教えていただきました。


扇風機の選び方


扇風機はメーカーによって特徴が様々。同じような見た目の商品でも、新たな機能を搭載していることも。使用するお部屋に合わせて必要な機能を持った扇風機を選びましょう。例えば、寝室には「DCモーター機能」が付いた扇風機がおすすめなのだとか。「寝室には”DCモーターの扇風機”をおすすめします。DCモーターは直流で羽根を回転させています。ACモーターとの扇風機と比べ、静音性に優れているんです。寝苦しい夏を快適に過ごすにはDCモータータイプの扇風機を選択するのがおすすめ。また、消費電力が少ないことも魅力です。節電したいとお考えの方は要チェックです」と岡本さん。

さらにDCモーターの扇風機の場合、きめ細かな風が設定できることも特徴の一つ。従来のACモーター扇風機では弱、中、強の三段階が主流でしたが、DCモーター扇風機は「微風」といった、弱風より更に優しい風を作り出すことができます。このような新機能を確認し、扇風機選びをしてみましょう。


電気代の節約に繋がる扇風機の使い方


電化製品で気になることといえば電気代。今回は、節約に繋がる扇風機の使い方も教えてもらいました。「電気代を節約するには、扇風機とエアコンの併用をおすすめします。エアコンの温度は少し高めに設定しても扇風機を併用すると部屋の空気を撹拌し、温度のムラを無くすことができます。また、扇風機の風を浴びることで体感温度が下がるので、エアコンの設定温度も大きく下げずに済み、電気代の節約にもつながりますよ」。


ケーズデンキがこの夏おすすめする扇風機3選


たくさんの取扱商品の中でも、この夏ケーズデンキおすすめ商品を教えてもらいました。


おすすめ1: 組み立て不要! DCモーター搭載「日立DCモーター扇風機」


「日立DCモーター扇風機 HEF-DC80KSR」

こちらの商品は、DCモーター使用の扇風機。うちわであおいだような、穏やかでやさしい微風運転を実現しています。面倒な組み立てが不要なので、店から持ち帰って直ぐに使用することができますよ。ケーズデンキのオリジナルモデルは2.5mのロングコードで、オリジナルカラーを採用。コンセントから離れた場所でも快適に使用することができるのもうれしい特徴です。価格は1万8,800円(税別・2018年6月26日現在)。


おすすめ2: オールシーズン大活躍! 「ダイソンPure Hot+Cool Link」


「ダイソンPure Hot+Cool Link空気清浄機能付ファンヒーターHP03WS」

夏は扇風機、冬はファンヒーターとして使え、一年中活躍する空気清浄機能も付いています。空気清浄機能は、PM 0.1レベルの微細な粒子を自動で99.95%除去することができるとの試験報告が出ています(※1)。また、羽が無いため、掃除がしやすく、子どもがいる家庭でも安心して使用する事ができます。価格は7万2,800円(税別・2018年6月26日現在)。

※1 試験機関: (一財)北里環境科学センター。試験方法: 25m3の試験空間で日本電機工業会規格(JEM1467)の性能評価試験にて実施。対象: 浮遊したウイルス。試験機: HP03。試験結果: 62分後に99%除去。試験報告書: 北発生2016_0301号。


おすすめ3: 生乾きのにおいを抑える! 「シャープ プラズマクラスター扇風機」


「シャープ プラズマクラスター扇風機 PJ-H3DS-W」

扇風機にプラズマクラスターを搭載。浮遊カビ菌などを除菌し(※2)、部屋干しした衣類の生乾きの嫌なにおいを抑えてくれます。蝶の羽を応用したネイチャーウィングで滑らかな風を届けます。「シャープ独自のネイチャーウイングとプラズマクラスターの合わせ技で、従来に比べ扇風機使用時のだるさ感を抑制することができます」。価格は2万2,800円(2018年6月26日現在)。

※2 約31m³(約8畳相当)の試験空間での約195分後の効果です。実使用空間での実証結果ではありません。


扇風機を新調する予定の方は、お近くのケーズデンキをチェックしてみてくださいね。


情報提供元: トクバイニュース
記事名:「 家電のプロが選ぶ扇風機3モデル--電気代節約につながる使用法も紹介