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デパ地下惣菜として人気の生春巻き。最近はアジア料理の人気も相まり、スーパーでも手軽にライスペーパーが手に入るようになりましたね。生春巻きの良いところはなんと言っても簡単に作れること! 材料を切って包むだけで完成するお手軽料理です。さっぱりとした味の生春巻きは暑い季節にもぴったり。好きな具材を包んで、おしゃれなオリジナル生春巻きを楽しみましょう。
生春巻き(ゴイ・クオン)は日本でも大人気のベトナム料理。Gỏi cuốn(ゴイ・クオン)とは「包んだ(野菜や魚介の)和え物」という意味で、生野菜と具材をライスペーパーで包み、タイの万能付けタレ"ヌクチャム”などのソースをつけて食べるのが定番です。
生春巻きに欠かせないのは、具材を包むときに使用するライスペーパー。その名の通り、米を薄いシート状にして乾燥させたものです。ベトナム語ではバインダーまたはバインチャンと呼びます。最近はスーパーでの取り扱いも増え、値段も100〜200円程度と安価です。調理する時は水にくぐらせるか、霧吹きで水を吹きかけて戻し、柔らかくしてから使いましょう。
生春巻きの本場ベトナムでも、店や家庭によって包まれる具材は様々。その中でも定番とされているのが以下の具材です。
野菜を多めにして、海老やチキンなどボリュームのある具材を入れると、さっぱりしているのに食べ応えもあって満足のいく一品になりますよ。
生春巻きを作るときに、押さえておきたいポイントがいくつかあります。ポイントを知っていれば苦労しないので、ぜひマスターしてください。
ライスペーパーはそのまま使用すると固くて巻けません。水にくぐらせて柔らかく戻してから使いましょう。あまり長く水につけると破けやすくなるのでサッとくぐらせる程度で大丈夫です。大き目のフライパンを使うと、浅くて面積が広いのでもたつかずに作業ができますよ。
生春巻きは春巻きのように具材を一度に包みません。柔らかい野菜類を先に包み、そのあとに形のきれいなエビなどを包みます。そうすることによって見栄えがきれいになります。
1.レタスなどの野菜類をのせて一度包みます
2.巻き終わったときにきれいになるような並び方を意識して具材を並べ、両端を折りたたみます(ここでは追加でサーモン、アボカド、チーズを使用しました)。
3.もう一度包んで出来上がりです。
巻き終わった生春巻きはくっつきやすいので離して並べましょう。一度くっついてしまうと、取る際にライスペーパーが破れてしまったりもするので、お気を付けくださいね。
生春巻きはこれを巻かないとダメという決まりはありません。冷蔵庫の残り野菜やお好みの食材でも大丈夫。ここでは2種類の具材の組み合わせをご紹介します。
女性が大好きな食材の組み合わせ。色合いも良いのでおもてなしにもぴったりです。お酒のおつまみとしてもオススメです。
1.玉ねぎは水にさらします。レタスは洗ってちぎります。
2.ライスペーパーを水にくぐらせて戻し、具材を包んだら出来上がりです。
サーモンとアボカドは交互に並べると縞模様になります。おもてなし用として作る場合は、紫キャベツやレッドオニオンを使うと色が華やかに。サーモンをエビに変えてもおいしいです。
サーモンとアボカドの生春巻きには、定番のスイートチリソースがぴったり。ピリッと甘辛いソースとまろやかな味の生春巻きがとってもマッチします。マヨネーズを合わせてマイルドな味わいにするのもオススメです。
ささみは電子レンジで簡単調理。水菜のシャキシャキ食感がアクセントになって食べ応えもあり♪スイートチリソースでも合いますが、和風のたれもイケますよ。
1.ささみはフォークで筋を取って耐熱皿にのせ、酒(分量外)を少々振ります。ふんわりとラップをして600Wの電子レンジで40秒加熱し、冷ましてから手で割きます。※火が通っていない場合は10秒ずつ延長して加熱し、その都度様子を見てください。
2.玉ねぎは水にさらします。
3.ライスペーパーを水にくぐらせて戻し、具材を包んだら出来上がりです。水菜は白い部分と葉に分けてのせてください。
オリーブオイル、醤油、柚子胡椒を混ぜ合わせたソースがオススメです。また、具材に梅のたたきをプラスしてソース無しにしてもさっぱりと食べられます。
おしゃれなデパ地下惣菜で手作りのハードルは高そう…と思いきや、意外と簡単に作れる生春巻き。今度のホームバーティーや、いつもの副菜のレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。もちもちとした食感のライスペーパーがくせになりますよ。