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透明のパッケージに、青・赤・白のポップなカラーがおしゃれな「キクスイドーのポテトチップ」。インスタグラムでは「#キクスイドーのポテトチップ」の投稿が1000件超えと大人気です。一見普通のポテトチップスですが、何がそんなに人気の理由なのか気になりませんか。
「成城石井」や「ナチュラルローソン」などで販売されている「キクスイドーのポテトチップ」をご存知でしょうか。シンプルでありながらもおしゃれさを感じるパッケージが印象的なこちらのポテトチップスは、どの店舗でも入荷したら即売り切れてしまうというほどの人気の商品。ある店舗ではSNSで入荷状況が告知されるくらい、注目されているポテトチップスなのです。
基本的には通販のみでの販売でしたが、テレビ番組「マツコの知らない世界」で紹介されたり、大手検索サイトYahoo!の2015年「検索大賞」の「お取り寄せ部門賞」を受賞したりと、徐々に名を広め、今や全国にその名を知られる人気のポテトチップスとなりました。検索大賞は、検索数が急上昇した人物や作品などに贈られるもので、このポテトチップスが多くの人々の注目を集めていることがわかりますね。
ちなみにこちらは、埼玉県に本社を置く有限会社菊水堂の商品です。創業は昭和28年。もともとは瓦煎餅の製造をしていましたが、昭和39年からポテトチップスの製造販売をしています。長年ポテトチップスの製造に携わっている企業だったのですね。
話を戻して、なかなか手に入らないキクスイドーのポテトチップですが、編集部では今回ナチュラルローソンで手に入れることに成功!早速人気の味をレポートします。
まずはパッケージから見ていきます。気になったのは原材料。なんと、じゃがいもと植物油、食塩のみという最低限の材料です。多くのメーカーのポテトチップス塩味がこの他に添加物や調味料などを含むことを考えると、とってもシンプルに作られていることが分かりますね。
保存料などの添加物を一切含まないため、こちらの賞味期限はなんと約2週間!スナック菓子では異例の短さですが、この短さからもいかに無駄なものを入れず、シンプルさにこだわって作られているのかが分かりますね。
パッケージには「国産のじゃがいもを使用しています」と表記されていますが、このじゃがいもにもこだわりが。季節や産地によってじゃがいも自体の性質が微妙に変わるとのことで、季節によって北海道から九州まで適切なじゃがいもを選び、使っているといいます。シンプルな商品だけに、素材のおいしさが重要となってくるわけですね。
さて、それでは食べてみましょう。袋から出すと、見た目は普通のポテトチップス。塩はほとんどかかっていないように見えます。
1枚持ってみるとその薄さにびっくり。少し透けているのが分かりますか。この薄さのポテチチップスは、そうそう他では見かけません。
食感はサクサクと軽い!ほんのりと効いた塩気も絶妙です。油っこさはあまり感じず、たくさん食べても胃もたれしませんでした(個人の感想です)。油感も塩感も控えめで、ポテトチップスを食べるときに感じる罪悪感のようなものが一切なし!これは女性や小さい子どもにも食べてほしいポテトチップスですね。人気の秘密は、この「ポテトチップスなのにジャンクじゃない」ところなのだと分かります。パッケージ・材料・味、全てにナチュラル感とシンプルさを感じるポテトチップス、これはやみつきになりそうです。
菊水堂では、「直火炊き連続チップフライヤー」を使って揚げているとのこと。大量生産向きではないものの、この製法によってじゃがいもの本来の味わいを大切にした製品に仕上げることができるといいます。入手しづらい理由がここにあったのですね。
「キクスイドーのポテトチップ」の店頭販売価格は、378円(税込/ナチュラルローソンで購入した場合)と少々高めですが、145gと通常の倍程度の容量が入っているのでコスパ的にはそんなに悪くなさそう。味を考えると、買う価値はとっても”あり”ですよ!
とっても人気なのですぐに売り切れてしまうこの商品、出会えたらぜひ手に取ってみてください。菊水堂の通販サイト「できたてポテトチップスの菊水堂」では、「Potatoサークル 菊水堂のポテトチップに出会えるお店」も公開されていますのでチェックしてくださいね。