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セミナーにはニップン代表取締役社長の前鶴俊哉氏も登壇。体に良いアマニを安定的にいかに摂ってもらうかということを常に考えながら様々な商品開発を行ってきたことや、食品メーカーとして正しい情報提供をすることを心掛けながらアマニ事業を進めてきたという。最後に「食べ物は常に食べるもの。食べ方や食べるもので、最終的には健康寿命を長くすることもできると思うので、良い素材を世の中に出し続けていきたい」と今後の意気込みを語った。
ニップンのアマニ商品の紹介では、ニップン加工食品部販売販促チームチームマネージャー井坂眞志氏が登壇した。アマニ油は現在86億円、アマニ油・マヨネーズ・ドレッシングを合算すると107億円の市場規模があるとのこと。ドレッシングのボトルは今春リニューアルされ、液だれ防止で注ぎやすい中栓や軽い力でも搾りやすいボトルの形状にするなどさらに使い勝手の良い商品になったことも教えてくれた。2022年春夏季の新商品アマニ油入りドレッシング2種「麹レモン」「まろやかバルサミコ酢」では、健康イメージの素材との組み合わせにより、アマニドレッシングの一層の市場拡大を目指すという。
「栄養まるごとローストアマニの紹介」と題し、ニップンヘルスケア事業部開発チーム関彩華氏がローストアマニ粒と粉末に関する説明をした。アマニとはアマ(亜麻)という植物の種子(仁)のこと。主な消費地のヨーロッパでは日本におけるゴマの消費量と同等なことや、3つの天然成分(α-リノレン酸・食物繊維・たんぱく質)で健康維持をサポートしてくれる。オメガ3(α-リノレン酸)は摂取すると、青魚でおなじみのEPAやDHAに体内で一部が変換される。魚離れした現代人に不足しがちで、食事から摂る必要がある必須脂肪酸だという。ローストアマニ粒や粉末だと大さじ2 杯でオメガ3(α-リノレン酸)を2.4g摂取することができて一日の摂取目標量もクリアできるので、手軽に毎日の食事に欠かさずオメガ3(α-リノレン酸)をプラスできる。また、アマニはサツマイモの6倍の食物繊維があることや、たんぱく質は鶏ささみとほぼ同等のたんぱく質が含まれており、アマニはすばらしい栄養素が数多く含まれている健康食材だとアマニの魅力を語った。おにぎりにアマニ粒を混ぜて食感と楽しんだり、きなこのようにヨーグルトにアマニ粉末をかけたり、加熱も可能な食材のためクッキーやパンの生地に練りこみ焼くなどローストアマニの簡単な使い方も伝えた。最後にローストアマニを使った新商品「アマニのめざめティー」を紹介。鉄分と葉酸も摂取でき、水や牛乳に溶かして飲むアマニだ。
産地や品質にこだわった安心・安全なニップンのアマニ。自分にピッタリなアマニの使い方で毎日の生活にぜひアマニを取り入れてみてはいかがだろうか。
〈ニップンのアマニ〉
https://nippn-info.com/amani1/